雪の炎 文春文庫

新田次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167112196
ISBN 10 : 4167112191
フォーマット
出版社
発行年月
1980年03月
日本
追加情報
:
343p;16

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

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  • まさげ さん

    山で起きた遭難事件の謎を解く推理小説でした。「山で起こったことは、山の中でけりをつけて、里まで持ち帰らないのが、アルピニストのルール」という文が印象に残りました。

  • さっと さん

    谷川岳遭難でパーティのうちただひとりの犠牲者となった兄の死の真相を追う妹・名菜枝が主人公の推理小説。遭難時の食い違うメンバーの証言、彼らの所属先(勤め先)の微妙な力関係の匂わせ、名菜枝に接近してくる謎の外国人アルピニストなど、積み重なっていく事実とひとつずつ解けていく不明点が相まって読まさるが、真相はまあそんなところだろうなというあっさりとしたもの。ただ、里では一見そんなことでという小さなほつれも、山ではいくつもの要素が重なって最悪の結末にいたるおそろしさ、きびしさはすごみがある。

  • mura_海竜 さん

    短文過去形でリズム良く進む文体は、山を少しずつ登っていくように進み、かつ、取扱説明書・手順書のようでわかりやすい。新田次郎の山岳小説は5冊目。場面は谷川岳。日本百名山。別名「魔の山」。これほどまで遭難が多い山も珍しい。その山で華村敏雄が厚手のセーターを着ていたにもかかわらず疲労凍死した。同じパーティーで同じ服装をしていた人は生き残っていたため、妹の名菜枝が兄敏雄の死に疑問を持ち、色々な登場人物と係わり合いながら事件の解決をしていく。

  • yamakujira さん

    ビバーグした3人の中で兄だけが疲労凍死した。装備も問題なかったのに、たった一晩の悪天候で、慎重な兄がなぜ死んだのか。ともに夜を明かした絢子と和泉は、なにか隠しているのだろうか。同じ山岳会の高田の助力を得て、名菜枝は遭難の真相を探る。山の匂いがたっぷり詰まった物語だけれど、会話文や単語や社会描写に時代を感じる文章だねぇ。しかも、こんな山岳ミステリーが「女性自身」という女性雑誌に連載されていたなんて隔世の感がある。「登山ブーム」だった時代があるんだなぁ。 (★★★☆☆)

  • ケロたん さん

    遭難シーンは別として、謎解きはいまいち。

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人物・団体紹介

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新田次郎

1912(明治45)年6月6日‐1980(昭和55)年2月15日、享年67。本名:藤原寛人(ふじわらひろと)長野県出身。『強力伝』により第34回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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