黄色い鼠 文春文庫

井上ひさし

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167111083
ISBN 10 : 416711108X
フォーマット
出版社
発行年月
1980年08月
日本
追加情報
:
252p;16

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ヴェネツィア さん

    再読だが、エピローグを読み終わったときには思わずため息が出た。ああ、いい小説だったなあ。本書は井上ひさしがロジャー・パルバース等の招聘によってキャンベラのオーストラリア国立大学の客員教授を1年間務めた時の成果の一つ。オーストラリア大陸の広大さ、アウトバックの無際限さ、そしてアボリジニの人々の送った近代史と脈々たる文化、そうしたものが遺憾なく十全に生かされた作品。これを読むと、井上がオーストラリアに暮らしたことは大いに意味があったのだなあと思う。また、これは井上の人間観の暖かさの横溢する小説である。

  • 松田望 さん

    オーストラリアに住む邦人が、戦中の日本人収容所虜囚の手記をもとに小説に再構成した……という体の物語。 この小説を書いた当時、作者の井上ひさし氏がオーストラリアに移住していたことをあとがきで知る。それを踏まえると井上氏が実在した手帖をもとに再構成したノンフィクションという設定のメタフィクションなわけで、あとがきから読んでいたらより楽しめたのに、と残念に思う。

  • じゅげむ さん

    オーストラリアの日本人収容所からの脱走。悲しい話なのだが、ユーモアがある。実話風に見せているのもうまい。

  • ケンチャン さん

    オーストラリアでの日本人収容所からの脱走劇。オーストラリア独特の風土や気候の特徴も描かれ、楽しい読み物になっている。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

井上ひさし

1934(昭和9)年11月16日‐2010(平成22)年4月9日、享年75。山形県出身。1972年『手鎖心中』で第67回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

井上ひさしに関連するトピックス

  • 二宮和也出演の映画を観る前に読みたい本 山田洋二監督の映画「母と暮せば」は、井上ひさし作の戯曲『父と暮せば』と対になる作品。娘を思い全力を尽くす父親の姿を描... HMV&BOOKS online|2015年10月10日 (土) 16:14
    二宮和也出演の映画を観る前に読みたい本

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品