文豪 文春文庫

松本清張

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167106874
ISBN 10 : 4167106876
フォーマット
出版社
発行年月
2000年06月
日本
追加情報
:
16cm,366p

内容詳細

坪内逍遙の死と妻を巡る異説。尾崎紅葉=泉鏡花師弟の確執。密かに樋口一葉を想う斎藤緑雨の孤高。従来の評論家・文学研究者と異なる角度から光を当て、取材と推理を駆使して定説の盲点を突く。明治文壇史に燦然と輝く強烈な個性の栄光と悲惨を描き、文学研究者からも高い評価を受けた評伝的連作小説。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 星落秋風五丈原 さん

    「葉花星宿」に登場する尾崎紅葉は胃癌に。 紅葉は優しくも厳しく、弟子に接して面倒見が良いと 評判だった文豪だ。その恩恵に最も浴した泉鏡花が 師の苦難にどう立ち向かい、支え、励ましたかが描かれるのか。 嗚呼、これぞ感動の師弟愛。ところがそうは問屋がおろさない。書き手はあの清張氏。紅葉の日記に登場する「或る夜の出来事」、 鏡花が自らと妻をモデルにした『婦系図』、勝本清一郎氏の 文章から定説とは逆の師弟関係を導き出す。 叙情的描写を交えずに、淡々と描かれるので焦りと嫉妬にかられた紅葉と面従腹背のしたたかな鏡花。

  • 矢代 さん

    文豪と呼ばれる坪内逍遙・尾崎紅葉と泉鏡花・斎藤緑雨を「わたし」が執筆の依頼を受けて、その地を訪ねたり、資料を集めて見解を述べている。人物作品を褒めそやすのではなく、過去の書評評論に疑問や別の見解見識を述べているのが面白い。その面白いと思わせるのが、資料記録を元に推理されたものであってもそう思わせる松本清張が凄いかな。坪内逍遙は名前しか知らなかったし、紅葉鏡花の関係性なんか師弟以外はしらなかった。況してや斎藤緑雨なる人物は初めて知りました。また読みたい本が増えてしまった!

  • 林 一歩 さん

    松本清張の真骨頂は短編にあると思う。絶妙です。

  • 駄目男 さん

    坪内逍遥の名声は「小説真髄」「当世書生気質」の著作で既に定まっているが、早くに筆を折り演劇や教育の分野に精を出すようになったのは二葉亭四迷の出現が原因ではなく山田美妙に圧倒されて絶望したことに由来すると書かれている。 そのあたりの真偽は浅学の私はよく分からぬが、 清張は逍遥夫妻を以下のように書く。「

  • 19番ホール さん

    坪内逍遥、泉鏡花、そして斎藤緑雨。明治期の文豪たちの資料を徹底的に調査し、文豪たちの人生のb面を炙り出していく。いまや歴史上のキャラクターに近い文豪たちも、実は血肉の通った人間だったと再認識させられた。ただ、とくに逍遥編に関しては"清張の1人称"で書かれている、わけではなく、かなり妙な視点操作を行ってる。しばらくしてから落ち着いて再読したい。

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人物・団体紹介

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松本清張

1909年生まれ。福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市小倉北区)出身。1953年「或る『小倉日記』伝」で第28回芥川賞を受賞。1956年、朝日新聞社広告部を退職し、作家生活に入る。1967年吉川英治文学賞、1970年菊池寛賞、1990年朝日賞受賞。1992年逝去。北九州市に「松本清張記念館」がある(本デ

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