この国のかたち 1 文春文庫

司馬遼太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167105600
ISBN 10 : 4167105608
フォーマット
出版社
発行年月
1993年09月
日本
追加情報
:
16cm,285p

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • むーちゃん さん

    司馬遼太郎ファンなので気にはなりませんが、ちょっと偏った考えではあるかと。 戦争体験によって良くも悪くも人生翻弄されてる感も ただそれだからこそこれだけの作品ができたんだなと改めて思いました。

  • Die-Go さん

    再読。日本と言う国の「かたち」を、司馬遼太郎の筆によって読み解く。文化や宗教、はたまた統帥権というばけものにまで話は至る。読みやすく、分かりやすい。20代で初めて読み、30代で再び。そして40になってまた手にとってみているのもなかなか面白い。★★★★★

  • サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥 さん

    「昭和の日」に読んだ一冊。タイトルの通りこの国を形作った歴史、文化などに対する司馬氏の想いをつづった一冊。昭和初期どこからともなく現れ、日本を愚かな戦争へと導いた「統帥権」という魔物。「あんな時代は日本ではない。と理不尽なことを灰皿でも叩きつけるようにして叫びたい衝動が私にはある」「ちゃちな”帝国主義”のために国家そのものが滅ぶことになる。一人のヒトラーも出ずに、大勢でこんなバカな四十年を持った国があるだろうか」司馬氏の意見は手厳しい。★★★★

  • カピバラKS さん

    ●昭和61・62年の文藝春秋巻頭随筆。●著者は、織田信長等を例に独裁は日本人の気質に向かないとする。しかし、平成中頃の首相(小泉)と三大都市圏の首長(石原・橋下・河村)は皆、独裁的ながら大衆人気があった。日本人でも、閉塞期には独裁的リーダーを求めるのだ。●更に著者は、価値観の多様性が社会の活性を生むとし、価値観の単純化や国内文化の均一性による日本の衰亡を危惧する。しかし、欧米へのキャッチアップという国民統合的価値観を喪失した令和日本には衰亡の色が濃い。●文化論とは儚いものだ。

  • まさにい さん

    再読。全6巻を再読していこうと思う。この1回目の話が書かれたのが昭和61年3月号かららしい。この巻に24話入っているから、63年月、つまり平成元年2月までのことが記されていることになる。61年は僕が丁度大学を卒業した年である。まだバブルは到来しておらず。しかし、その前年にプラザ合意があり、着々とバブルに足を踏み入れていこうとしている時期であったと記憶している。司馬はまず、日本の特異性と統帥権について書いている。社会が浮かれ 始め、ジュリアナ東京、ボディコン等の風俗が見られた時代である。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

司馬遼太郎

1923(大正12)年、大阪に生まれ、大阪外語大学蒙古語学科を卒業。59(昭和34)年『梟の城』により第42回直木賞を受賞。67年『殉死』により第9回毎日芸術賞、76年『空海の風景』など一連の歴史小説により第32回芸術院恩賜賞、82年『ひとびとの跫音』により第33回読売文学賞、83年「歴史小説の革新

プロフィール詳細へ

司馬遼太郎に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品