負動産地獄 その相続は重荷です 文春新書

牧野知弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166613984
ISBN 10 : 4166613987
フォーマット
出版社
発行年月
2023年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
240p;18

内容詳細

相続問題というと、かつては資産を巡る「争族」問題だった。しかし、戦後三世代が経過し、価値が高いはずの不動産を相続した子供が、その取り扱いに苦しむという、「普通の家族」が「いらない相続」に悩まされる新・相続問題が多発。不動産価値観の激変に伴い、「空き家化」していく「負動産」の実態とは。

目次 : まえがき 「いらない相続」はあなたにも降りかかる/ 第1章 激増する「いらない相続」/ 第2章 相続対策が不動産問題を生む/ 第3章 いらない不動産/ 第4章 おひとりさまの相続/ 第5章 「負の相続」にならないために/ 第6章 相続をどうすればよいのか/ あとがき 相続が語る人生と未来とは

【著者紹介】
牧野知弘 : 不動産事業プロデューサー。経済・社会問題評論家。オラガ総研代表取締役。東京大学経済学部卒。第一勧業銀行(現・みずほ銀行)、ボストンコンサルティンググループを経て、三井不動産に勤務。その後日本コマーシャル投資法人執行役員としてJ‐REIT(不動産投資信託)市場上場を経験後、2009年に独立。現在は、不動産などのアドバイザリーのほか、不動産事業プロデューサーとして企画立案、市場調査、講演活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kawa さん

    これから不動産を相続させる人と相続する人、どなたが読んでも損なし良書。地方の実家、ニュータウン、老朽マンション、別荘・リゾマン、中小ビル、シャッター通り商店、山林、売れない高級住宅地、おひとりさま相続と、様々な条件の中で今まで考えられなかった問題が…。昭和・平成の持っていれば価値あり感覚では痛い目、売るに売れない不動産が大量発生しているという。我が家は借地で建物のみ所有。子供2人はそこに住む気は全くないので、自分の世代で将来に手を打っておかねば…と、常日頃の思いを再確認。著者は不動産事業プロデューサー。

  • ばんだねいっぺい さん

    生産緑地は、不勉強だったので、わってなった。粗製乱造されたマンション。時代遅れの硬直した法制度。国民生活が金銭的に破綻した先には、国家の破綻が待つばかりなので、ゆでガエルになる前に、マジで対策しないと八方塞がりだ。

  • niisun さん

    昨年父が亡くなり、まさに“負動産”という名が相応しい資産が遺されました。使わない、使えない、売れない不動産を如何に扱うか。一応、まちづくりコンサルタントの端くれなので、土地建物に関する税制や開発に係る法規制など、多少の知恵は持っているつもりなので、以前から色々対策を施していますが、どうにもならない資産というのはあるもので、これらを子どもの負担にならないように、自分の代で何とかしようと思っています。本書巻末に相続税100%&贈与税フリーといった興味深い制度改革案も示されていますが、実現は難しいでしょうね。

  • 岡本正行 さん

    実生活に役に立つ。相続や社会生活で、こういう知識や考え方があれば、不動産に関する知識や考え方にプラスになり、大変有効である。実務上の経験を踏まえ、様々に起こりうる諸問題へ対応の仕方、相続は、それまで何の問題もなかった家族に大きな影響を与え、憎しみや争いを起こさせることがある。人g年の哀しさを思わせる出来事だ、それは別の問題として、社会生活上、この種のことは、こういう本から意識の喚起を図るのにちょうどいい本である。不動産の管理の仕方、非常に大事である。

  • 月をみるもの さん

    相続税100%にしたら、小金持ちのみんなはタワマン買うのやめて会社つくり始めるのかな?? 土地が国有、、、というのは旧共産国だけの話かと思ってたら、ブリカスもそうななのか。。。そういや、香港99年借りるわーとかふざけたこと言ってたな

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