Books

歴史人口学で見た日本 増補版 文春新書

速水融

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784166613632
ISBN 10 : 4166613634
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
速水融 ,  

Content Description

留学先の欧州で教区簿冊を利用した「歴史人口学」(結婚年齢、家族構成など、ミクロの人口研究)に出会った著者は、帰国後「宗門改帳」を使って同様の研究を開始し、江戸期庶民の暮らしぶりを活写。「家族」と「人口」から見た「新しい日本史」。

目次 : 第1章 歴史人口学との出会い/ 第2章 「宗門改帳」という宝庫/ 第3章 遠眼鏡で見た近世―マクロ史料からのアプローチ/ 第4章 虫眼鏡で見た近世―ミクロ史料からのアプローチ/ 第5章 明治以降の「人口」を読む/ 第6章 歴史人口学の「今」と「これから」/ 特別附録 歴史人口学―成立・資料・課題

【著者紹介】
速水融 : 1929‐2019年。慶應義塾大学経済学部卒業。経済学博士。日本常民文化研究所研究員、慶應義塾大学教授、国際日本文化研究センター教授、麗澤大学教授を歴任。専攻は日本経済史、歴史人口学。2009年文化勲章受章。日本学士院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • へくとぱすかる

    人口調査がなかった時代の人口をどのようにして知るか。歴史人口学という学問がそれに答えてくれる。そして推定された数字から浮かびあがるのが、昔の人々の暮らしの実態。イメージから単純に過去の姿を決めつけていると、思わぬ落とし穴にはまってしまうだろう。驚くべきは、キリスト教という宗教に対しての、各国の態度には大きな違いがあるのに、それぞれの国で作られた文書の内容には、奇妙に酷似した点が見られること。もし江戸期の日本が鎖国をしなかったら、江戸時代の人口についての良質な記録は残されなかったと思えば、複雑な思いがする。

  • shikashika555

    磯田道史さんの帯にひかれて読む。 歴史人口学というものについての知識はなくそんなジャンルがあったのか、程度の認識。 とても興味深く、その研究において必要とされる歴史や地理や書道の知識と読解や資料作成に要する忍耐を思って読んでるだけで肩がこる心地。 江戸時代美濃地方においての農村と都市の人口動態が非常に興味深い。 そして、都市は流入した人をすり潰していくような仕組みを持っていることの変わらなさに愕然とする。 日本を東北、中央、西南に分けてその人口と家族形態を比較している項にも興味を引かれた。

  • ころこ

    01年に出版された新書を著者の死後に再刊したものだ。自分史を交えた学問との出会いと、入門書としての紹介、分析、考察を行っている。歴史人口学とは、ルイ・アンリが教区簿冊から出生、結婚、死亡に関する信頼性の高い指標を得て、そこからマクロのデータをつくり分析、考察を重ねたことに始まる。著者はヨーロッパ留学時にこの手法に出会う。日本には宗門改帳という類似の史料があったために、著者は日本で歴史人口学を発展させていった。帯にあるように、この手法はエマニュエル・トッドも用いている。読んだ限りで歴史人口学の醍醐味は、マク

  • kawa

    江戸時代から明治初頭までの現存の「宗門改帳」の分析を通じて、人口の観点から歴史を問いただそうとする速水氏の業績をコンパクトに振り返られる書。マイナーな学術分野だと思われるがとても読み易い内容。例えば「都市アリ地獄説」が面白い。江戸時代は人口変動がほとんどなかったと言われているが地域別に検討すると、江戸や京・大阪のような当時の100万人都市では生活環境が厳しくて人口減になっている。これに対して他の地域では大体人口が増えているになるほど。なお、著者の孫弟子にあたるのが磯田道史氏ということのようだ。

  • yutaro sata

    磯田さんの先生の本ということで。ミクロとマクロその両方から辿るって話が、こういうところから来ていたんですね。いろいろなものを含めた「他者」というものに出会うことで、あわてふためいて、しっかりした自己を作ろう、保持しようとなり、結果的にそれが歴史の貴重な資料になるというこの巡り合わせ。仕事の途方もなさ。すごい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items