教養脳 自分を鍛える最強の10冊 文春新書

福田和也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166613151
ISBN 10 : 4166613154
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
追加情報
:
252p;18

内容詳細

教養とは何か?単なる知識・情報ではない、自分の世界を拡げる「知」である。その最強の武器こそ、歴史の過酷な淘汰に耐えた書物にほかならない。「批評の天才」が、世界を動かした10冊をどう読めばよいかをレクチャー。本物の読解力が身につく!

目次 : 『万葉集』/ 『わが闘争』アドルフ・ヒトラー/ 『論語』/ 『ナポレオン言行録』/ 『移動祝祭日』アーネスト・ヘミングウェイ/ 『赤と黒』スタンダール/ 『神曲』ダンテ・アリギエーリ/ 『本居宣長』小林秀雄/ 『文明論之概略』福澤諭吉/ 『存在と時間』マルティン・ハイデガー

【著者紹介】
福田和也 : 文芸評論家。慶應義塾大学環境情報学部教授。1960年東京生まれ。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。同大学院修士課程修了。93年『日本の家郷』で三島由紀夫賞、96年『甘美な人生』で平林たい子文学賞、2002年『地ひらく 石原莞爾と昭和の夢』で山本七平賞、06年『悪女の美食術』で講談社エッセイ賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    福田さんの本はどちらかというと昭和天皇、松下幸之助などの評伝を読んできていますがこのような分野の本は久しぶりです。ご自分の本を書かれるときの文献をあたってのメモの取り方などについても読んだことがあるのですが、この本はそのやり方での分析方法でまとめたという気がしました。10冊の本のポイントを示してくれていて再度自分でも読みなおそうという気がしました。8冊は既読ですが他の2冊ともにじっくり読んでいく気にさせてくれました。

  • まゆまゆ さん

    人が年齢や国境などの様々な違いを乗り越えてつながるために必要となるのが、教養である。教養を身につけるために必読となる10冊の古典について、その内容や作品の時代背景、作者に関するコラム的な内容を紹介していく内容。やはりトピックだけでなく著書を実際に読まないと身に付かない(笑)

  • ふみあき さん

    著者の本を手に取るのは、かなり久しぶり(10年以上前に『乃木希典』を読んで以来か)。「最強の10冊」に『神曲』や『論語』に並んで、スタンダールの『赤と黒』が挙げられている。『赤と黒』も『パルムの僧院』も20代の頃に挑戦したけど、どちらも上巻の途中で挫折したっけ。スタンダールが生前は文壇、読者にほとんど無視されたこと、虚栄心が旺盛な俗物で、恩人の奥さんに手を出す好色漢だったこと(しかも『恋愛論』など物しているのに、さほどモテなかった)、軍人、官僚としては、それなりに有能な人だったことなどは初めて知った。

  • 古本虫がさまよう さん

    「難しい本と長い時間をかけて対峙した結果、自分の中に生じる共感や反発は、他人に対する想像力につながる。これこそが教養の要なのだ。新型コロナウイルスの感染拡大で世界が分断された今、人間が自分のことしか考えられなくなっている今こそ、教養は必要だ」と「まえがき」で記している。そのご指摘はもっとも。『我が闘争』『論語』はひもといたことがあるけど。『万葉集』は、原典より解説書として斎藤茂吉氏の『万葉秀歌』、渡部昇一氏の『万葉集のこころ日本語のこころ』かな。そのほかに読んだのは『赤と黒』など。 積んどく入れても5割?

  • amanon さん

    概ね興味深く読めたが、今一つ食い足りないというのが正直なところ。タイトルがちょっと盛りすぎだし、本のチョイスもいささか首を傾げざるを得ない。そもそも知的教養に欠けたヒトラーの著作を教養書として推薦するのはいかがなものか?それだけでなく、今一つ一般向けでない書物の割合が多いのが気になる。気になるいえば、著者の文章に今ひとつキレがないというか、日本語の表現としてどうか?と思える記述が散見されるのは、何なのか…個人的には『移動祝祭日』と『本居宣長』が気になったか。後、ナポレオンの最初の奥さんの悪女ぶりに驚愕。

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人物・団体紹介

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福田和也

1960年、東京都生まれ。批評家。慶應義塾大学名誉教授。著書に『日本の家郷』(三島由紀夫賞)、『甘美な人生』(平林たい子文学賞)、『地ひらく 石原莞爾と昭和の夢』(山本七平賞)、『悪女の美食術』(講談社エッセイ賞)、『福田和也コレクション1 本を読む、乱世を生きる』、『世界大富豪列伝 19‐20世紀

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