悲劇の世界遺産 ダークツーリズムから見た世界 文春新書

井出明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166613137
ISBN 10 : 4166613138
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
井出明 ,  
追加情報
:
220p;18

内容詳細

旅人が世界遺産という「人類普遍の価値」に出会ったとき、何を考え、どのような態度を取れば良いのか。「ダークツーリズム」の視点からの旅という新しい提案!

目次 : 第1章 世界遺産制度の概要とダークツーリズムの考え方/ 第2章 アウシュビッツとクラクフから考える/ 第3章 産業遺産の光と影/ 第4章 ダークツーリズムで巡る島/ 第5章 潜伏キリシタン関連遺産を観る眼/ 第6章 復興のデザイン/ 第7章 コロナ禍で考える世界遺産/ 付章 カリブの旅

【著者紹介】
井出明 : 1968年生まれ。京都大学経済学部卒、同大学院法学研究科修士課程修了、同大学院情報学研究科博士後期課程指導認定退学。京都大学にて博士号(情報学)を取得。近畿大学助教授、首都大学東京准教授、追手門学院大学教授、ハーバード大学客員研究員などを歴任。現在、金沢大学国際基幹教育院准教授。日本に「ダークツーリズム(災害や戦争の跡など“悲劇の記憶”を巡る旅)」を広めた気鋭の観光学者。社会情報学の手法を用いて、新しい時代の観光研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • rico さん

    世界遺産。訪れたい魅力的な地は多いけど、西洋的な価値感のごり押しや政治的な思惑の結果、疑問符がつくものも。一方日本は「臭いものに蓋」とばかり、光と闇の両面あわせもつ歴史を受け入れる土壌が乏しいようで、登録をめぐり近隣諸国とのごたごたが絶えない。観光振興が登録の動機となることが多いが、著者は観光客にきていただき仕えるという構造的な差別性にも言及。コロナ明けインバウンドが復活したとき、日本は貧しい観光地になってる?スタンプラリー的に世界遺産をめぐり、SNSに写真をアップするだけでは見落とすものは多そうだ。

  • Nobuko Hashimoto さん

    この数年、負の遺産の保存や記憶の継承を自分の教育・研究テーマの一つにしているので、井出氏の書かれたものは学術系含め、目を通すようにしている。この本は世界遺産とダークツーリズムをテーマにした雑誌連載を基にしているとのことで、あまり掘り下げては書かれていない。分割して、本格的な論稿にしてもらえたら授業の素材にできるのになぁ、なんて思ったが、多角的な視点や細部の事実は勉強になった。特に、長崎・天草の潜伏キリシタン関連遺産の章の内容と、明治の産業遺産がそれに横入りするように世界遺産になったいきさつが興味深かった。

  • 雲をみるひと さん

    日本の世界遺産の在り方に一石を投じた内容。論点がわかりやすいことに加え具体的な事例もたくさん掲載されていて読ませる工夫がされていると思う。近年の世界遺産登録ルールに関する情報も押さえられおり、内容的にも網羅性が高いと思う。

  • 真朝 さん

    知らない事が多すぎて頭がパーンてなりそうな感じです。何より楽しむより知識を増やす寄りの本だと思いました。それでも、世界遺産という言葉には何か麻薬みたいな物が私にはあるようで先へ先へと読み進める事が出来ました。この本の中で日本が臭いものには蓋をするという考え方を実施し良い面も都合が悪い面も両方同じ様に来た人に見せるというのが出来て無くて残念でした。それが日本に限らずある事は読み進めて分かりましたがやっぱり残念です。表も裏もきちんと把握したい。それが出来ているドイツは凄いなと思いました。

  • タカボー さん

    ダークツーリズムの本で知られる著者。コロナ禍で旅行に行かなくなったので、紙上旅行感覚で読んだ。石見銀山のパンフレットには書かれない裏メニュー的な場所が衝撃的。観光地で必ずしも負の側面を全て見せる必要も無いかなとは思うけど。自己紹介でも、初対面の人に自分の黒歴史を話す人はいないのだし。ただ訪れる側が事前にそれを知ってると、より重層的な観光になるのは間違いない。ダークツーリズムに限らず、こんなご時勢なんで近場で歩きながら考えさせられる旅もいいなって思った。

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