世界一ポップな国際ニュースの授業 文春新書

藤原帰一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166612666
ISBN 10 : 4166612662
フォーマット
出版社
発行年月
2021年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;18

内容詳細

映画を観るように、わかりやすい国際ニュースの本を作ることができないものか?直木賞作家が東大教授にもちかけると、映画好きの教授は二つ返事で引き受けた。前代未聞の騒動にまでなったアメリカ大統領選挙から、中東で第三次世界大戦が勃発する可能性、各国の映画にみる国民性にまで話題は及び、留まるところを知らない。かつてなかった、しなやかで軽やかな国際情勢入門。

目次 : 第1章 アメリカ―自由の国の根幹はポップカルチャーにあり(新型コロナと大統領選挙/ 「ブラック・ライブズ・マター」 ほか)/ 第2章 肥大するチャイニーズドリームと朝鮮半島の宿命(天安門事件後に中国を擁護した日本/ ソ連と中国の違い ほか)/ 第3章 ヨーロッパ統合の理想は崖っぷち(憧れのヨーロッパも今は昔/ EUへの道は第二次世界大戦から ほか)/ 第4章 ロシアと中東―第三次世界大戦の「パンドラの匣」(「新冷戦」が始まっているのか/ 誰も冷戦終結を予想できなかった ほか)/ 第5章 日本―この世界でどう生きるか?(日本を特殊と思いたがる日本人/ ナショナリズムというフィクション ほか)

【著者紹介】
藤原帰一 : 1956年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科教授・未来ビジョン研究センター長。東京大学法学部卒、同大学大学院博士課程単位取得満期退学。ジョンズ・ホプキンス大学高等国際研究院客員教授、米国ウッドロー・ウィルソン国際学術センター研究員等を歴任

石田衣良 : 1960年東京生まれ。作家。成蹊大学卒業。広告制作会社勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • なななな さん

    映画や音楽の話を取り混ぜながら世界情勢の話が展開されていて、決してふざけてはいないのですが、表題イメージのように軽やかに読めました。それにしても、やはり中東は難しい。

  • Melody_Nelson さん

    ポップかはわからないが、主要な国際ニュースを簡単な歴史と共に対談形式で解説している。アメリカの章は映画の話が多く、ほぼ知らない自分にはキツかったが、ヨーロッパの章は勉強になった。トッドじゃないけど、EUについて懐疑的になってしまう。ユーロについての批判をしていたクルーグマンは矢張り鋭かった。ロシアや中東のところは複雑だし、プーチンや習近平のしたたかさなど読むにつれ、日本は大丈夫なのかと不安になるのだった。藤原先生、トランプを「イヤな奴」と思っていたのね。同意です。

  • coldsurgeon さん

    現代社会の中で、世界が直面している問題が、歴史的意義を含めて、語られる。コロナ禍にあり、これらの問題は時間をかけて浮かび上がってきたのだけれど、この一年は、時間の流れが速まったように、問題の解決を要求してきているように見える。自分が帰属する集団から相対化することと自分自身の相対化と同時に、自分が生きている意味を信じることが重要である。

  • 古本虫がさまよう さん

    東大教授と直木賞作家の対談。トランプ嫌いで、よくあるリベラル派の対談本。慰安婦問題について、藤原さんは「韓国で語られている強制連行についての議論には誇張があります」と言いつつも、「拉致のようなことがあったかなかったかと問われれば、私は戦局が悪化した後にはあったと考えます」と語る。それってフェイク! 石田さんは、百田尚樹さんに対して「右傾エンタメ」呼ばわりした人。この方は、安倍首相と同じ大学を出ている。安倍さんには偏差値云々を揶揄する左派ツイッターが沢山いたけど、石田さんがそういう目には遭わないのは人徳?

  • anken99 さん

    IWGPに今更ハマっていたタイミングで見つけた一冊。著者の石田さんが、世界の政治経済について対談する。中身はすごくわかりやすい。そしてウクライナかいわいに関する内容、時間が経ってこんなことになってしまうとは・・・。わかりにくい世界情勢をざっくり知るには最適でした。

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