ピーター・j・マクミラン

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英語で味わう万葉集 文春新書

ピーター・j・マクミラン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166612451
ISBN 10 : 416661245X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;18

内容詳細

日本文学の原点『万葉集』から選りすぐった百首が、美しい英語の詩になりました。オリジナルの歌と英訳、現代語訳、解説が見開き二ページで一覧できます。新たな角度から、柿本人麻呂、額田王、山部赤人、山上憶良、大伴家持ら万葉歌人の魅力を再発見!

目次 : 東の野にかぎろひの/ 古に恋ふる鳥/ 奈良の都は咲く花の/ 瓜食めば子ども思ほゆ/ 月の舟星の林/ 神の麓に/ 万葉集の世界へ

【著者紹介】
ピーター・J・マクミラン : 1959年、アイルランド生まれ。翻訳家、日本文学研究者、詩人。英文学博士。アイルランド国立大学を卒業後、同大学院で哲学の修士号、米国で英文学の博士号を取得。プリンストン、コロンビア、オックスフォードの各大学の客員研究員を経て、現在、東京大学非常勤講師。2008年に英訳『百人一首』で、日米の翻訳賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ももすけ さん

    1200年以上も前の人が、今と変わらぬ気持ちで誰かを思って詠んだり、自然の美しさを詠む。日本にいるからこそ分かる美しさかもしれない。 英訳されることで、意味がクリアになった部分もあり、私もまだまだ青いなと笑 自分の住むところは、万葉集にも詠まれる二上山や生駒を遠く見ることが出来る。しばらく、古代に触れるドライブを楽しめそうだ🚗

  • ももすけ さん

    一年かけて友達と読み込んだ。毎週土曜日のイベント。お互いに読み上げ、思いを語る。これまでに経験したことがないくらいに一冊の本を深く読み込んだと思う。読めば読むほど新しい発見があるものだ。

  • ももすけ さん

    友人と早足での二度目の読了。一度目は自分で読んだので合計三回。前回読んだ際の、お互いの感想の記憶もあり、なかなか素晴らしい経験だ。最後の一首が偶然にも新年にピッタリでお互い良い年になるようにと締めくくった。「新しき年の初めの初春の今日降る雪のいや頻け吉事」。帰国後、1冊目にしてなかなか相応しい一冊でした。

  • Y.yamabuki さん

    見開きに一首。解説は、手頃な量で、内容も分かり易い。欧米にはない概念や東洋的な発想等の指摘や苦労して訳した過程も詳らかにされ興味深かった。巻末の「万葉集の世界へ」も面白かった。万葉集はどのように読継がれてきたか?製版印刷が発達した江戸期に、幅広い読者に広がったこと。戦時中は、数少ない勇ましい歌ばかり取り上げられ利用されたこと。漢字による意味の重層性について。例えば「たづ(鶴)」に「多頭」が当てられていることも。英訳はaflock(群)ofcranes. オリジナルの万葉歌は、また違った印象かもしれない

  • garyou さん

    万葉集が世界的に知られていないことについて「優れた翻訳がないからではないか」とあるのだが、日本人が(主語がデカい)「だって外国人にはわからないでしょ」と思っている向きがあるのではないかという気がした。その日本人もどこまで理解できるのかという気はする。そういう時、外国語に訳した歌の方がわかりやすいということはあるのかもしれないな、とは思った。

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