スマホ廃人 文春新書

石川結貴

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166611263
ISBN 10 : 4166611267
フォーマット
出版社
発行年月
2017年04月
日本
追加情報
:
224p;18

内容詳細

コミュニケーションやゲームのみならず、しつけや子守もこなすなど、単なる端末の域を超えて活用の幅が広がるスマホ。一方で、高い中毒性が指摘され、長時間の使用は身体への影響が懸念されている。文明の利器は諸刃の剣なのか?豊富な取材をもとに最前線を追う。

目次 : 第1章 子育ての異変(授乳アプリに管理される母親/ 一〇〇万の「赤ちゃんマーケット」が生み出される ほか)/ 第2章 スクールカーストとつながり地獄(九八・五%の高校生がスマホを所有/ LINEの未読メッセージが二〇〇「積もる」 ほか)/ 第3章 すきま時間を埋めたくなる心理(なんとなくスマホをいじってしまう/ 「トイレにスマホ」が二割 ほか)/ 第4章 エンドレスに飲み込まれる人々(老父にスマホを与えたら/ 高齢者向けアプリ市場の活況化 ほか)/ 第5章 「廃」への道(依存症の子どもたちを救うには/ 「シャットダウン制」という取り組み ほか)

【著者紹介】
石川結貴 : ジャーナリスト。家族・教育問題、青少年のインターネット利用、児童虐待などをテーマに取材。豊富な取材実績と現場感覚をもとに、出版のみならず新聞連載、テレビ出演、講演会など幅広く活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 万葉語り さん

    2週間の出張は片道4時間。往路で読了した。気が付くとスマホに触っている自分が確かにいて、仕事が忙しくてさえこうなのに、こどもや老人や主婦がはまったら怖いと思った。機械に支配されるのか、便利に使いこなすのかは自分次第だから、確かな知識をつけたいと思った。2018-101

  • hatayan さん

    もはや生活のインフラとなったスマホが与えたインパクトを幅広い世代から取材。スマホに気を取られ、子どもと感覚的なコミュニケーションを交わす機会を失う子育て中の母親。互いの親密さをLINE上で確認し続けることで排除の恐怖から逃れる高校生。スマホのGPS機能で休息時間も会社に監視される会社員。孤独で生きがいがない寂しさを埋めるべくスマホに没頭する老人。生まれる前からネットがある環境で育った世代が社会に出る20年後、スマホは人を幸せにするだけでなく想定外の事態を引き起こすのではないかとぼんやりした不安を記します。

  • ブルー さん

    幼児、学生、親、高齢者。幅広い年齢層毎にスマホの悪い面の現状をこれでもかと詰め込んだ新書。きっと誰もが身に覚えがあり、他人事とは割り切れないと思います。「気付けば見てしまう」事って誰でもあるはず。私はコンテンツ型の依存に近いのかも。youtubeやアプリを隙間時間にぼ〜っとしちゃってる。かと言って、スマホは大切な情報インフラ。手放すことが出来ないならどうすれば良いのでしょう?これは自分自身で考えないと行けない部分なのでしょうね!

  • 陽子 さん

    衝撃タイトル。スマホを取り巻く日本の現状が具体的にルポされている。読み進めるうちに「こんな現実があるのか」と絶句。正直気持ちが滅入った。コミュニケーションツールとしてのスマホに焦点を当てながら、知らずに陥る恐ろしい部分が多々。今や生活上のインフラと化したスマホ。しかし開く時間が長くなり、画面を開かないでいると苦痛を感じるようになると、それは「依存状態」だという。睡眠障害、自律神経に乱れが生じ、機械を通しての人間関係に束縛されてストレス状態に晒されていく様々な年代の実例が多々。『スマホ脳』の本より怖かった。

  • リキヨシオ さん

    スマホ依存に陥る3大原因・手軽である・身体感覚とマッチする・感覚への刺激を得やすい。5歳児の6割が使用、子育てにもアプリが利用、ソシャゲでは課金による名声や承認、SNSではいつでも誰とでもコミュニケーションを取れるようになった。しかしスマホ依存に陥りスマホ廃人になる利用者も多い。スマホの普及には社会の不寛容や周りからの同調圧力なども影響がある。だからといってここまで普及した便利なスマホを今さら人間から取り上げる事はもう不可能。これからさらに進化して完璧になるスマホへの付き合い方は難しくなっている。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

石川結貴

ジャーナリスト。家族・教育問題、児童虐待、青少年のインターネット利用などをテーマに取材。豊富な取材実績と現場感覚をもとに書籍の刊行、雑誌連載、テレビ出演、講演会など幅広く活動する。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

石川結貴に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品