お祈りメール来た、日本死ね 「日本型新卒一括採用」を考える 文春新書

海老原嗣生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166611058
ISBN 10 : 4166611054
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
255p;18

内容詳細

青田買いを目論む企業と、大量の不採用通知メールに悩む学生。長期化する就職活動…。この不協和音に現代のネット就活は解を出せるのか?精緻なデータ分析や欧米型システムとの比較を通して、雇用のカリスマが100年に及ぶ論争を鳥瞰する。

目次 : 0章 就活って今、どうなってるの?何が問題なの?/ 1章 100年論争を棚上げするための処方箋/ 2章 やめられない止まらない日本型雇用/ 3章 欧米型雇用の不都合な真実/ 4章 進歩的提言の限界/ 5章 日本型が変えねばならない本当の短所/ 「働く」は、縦と横の比較の中で語ろう

【著者紹介】
海老原嗣生 : 1964年生まれ。上智大学経済学部卒業後、大手機械メーカーに入社。その後、大手人材系企業に転職。新規事業企画や人事制度設計などに関わった後、2008年同社を退職し、HRコンサルティングを行う株式会社ニッチモを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • おさむ さん

    ショッキングな題名とは裏腹に、新卒一括採用やon the job traning、ゼネラリスト志向といった(何かと評判のよくない)日本企業の採用雇用システムを再評価する内容。最近はスケジュールの後ろ倒しや前倒しばかりが世間で注目されていますが、そこは枝葉の話。それぞれの国は様々な歴史や文化や社会などの構造的な背景からシステムを作っており、単純に日本に欧米型を導入する「接ぎ木」はうまくいかない事はよくわかります(何でもそうです)。就活生は日本の就職システムをそれなりに信じた方が幸せなのかもしれませんね‥‥。

  • 若布酒まちゃひこ/びんた さん

    読んだ。http://www.macha-job.com/entry/2016/12/07/202643

  • またおやぢ さん

    日本型雇用の問題点を著者の視点から詳らかにし、欧米の雇用慣行やその背景との比較により、現状に基づいた打ち手を模索・提案する内容に好感を覚える。社会状況がボトルネックだと考え、思考を停止してはいけないとも再認識した。どのような人間を惹きつけ、どのように採用し、どのように育て、どのように組織に定着させかについては、組織が現状最善を判断し、自らの要請に合わせて柔軟に対応改善していくものである。個人もまた自らの価値感を踏まえ、折り合いを付けることが肝要であると示唆する一冊。しかし…このタイトルと帯の煽りは不適切。

  • Happy Like a Honeybee さん

    フランスでは全人口の4割が進学し、その中で正社員になれるのは3割だけ。同一労働同一賃金が徹底され、年収は全く上がらず籠の鳥、箱のネズミと揶揄される。階層の固定化こそ、欧州の問題だろう。 日本では親の職業に関係なく、一流企業へ就職できる可能性が高い。仕事ができれば出世もあり、管理職の道もある。 現状を知らずして、欧米型雇用を称賛するのは無知の極みだ。 まずはこの本で学習が必要。

  • hk さん

    企業内労働組合、年功序列終身雇用、新卒一括採用を三大支柱とする日本型雇用慣行には「欧州型をロールモデルにして変更すべきだ」という声が根強く存在する。だが「欧州型雇用慣行とは一体どんなものなのか?」と問われた際に、立て板に水スラスラと答えられる通暁者は日本において極めて少ないのが現実だ。本書は欧州のインターンシップ(企業実習)を中枢においた雇用システムの良し悪しをつぶさに紹介し、日本型雇用慣行とヨーロッパ型雇用慣行の折衷は可能かどうかを模索している。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

海老原嗣生

1964年、東京生まれ。雇用ジャーナリスト。大手メーカを経て、リクルート人材センター(現リクルートキャリア)入社。新規事業の企画・推進、人事制度設計などに携わる。その後、リクルートワークス研究所にて雑誌Works編集長。2008年にHRコンサルティング会社ニッチモを立ち上げ、人事・経営誌HRmics

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品