基本情報
内容詳細
彼らはなぜ「面倒くさい」のか? 「これは自分の物語でもある」と語る著者が、SNSに巣食う現代人を徹底解剖!
カフェでMacを広げ、自己啓発セミナーに熱心に通い、休日はバーベキューやパーティーに繰り出し、その煌びやかな姿をSNSにアップする……。そんな「意識高い系」の人々はなぜ生まれるのでしょうか。
そのキーワードは「土地」と「スクールカースト」にあります。
容姿とコミュニケーション能力で、学校内での序列が明確に決まってしまう現代社会。学生時代に「スクールカースト」最上位に位置し、承認欲求が十分に満たされた人々のことを「リア充」と呼ぶのは周知の通りです。
一方、本書は「リア充」と「意識高い系」の違いを強調します。薄暗い青春時代を過ごした人は、どんなに後の人生において恋人を作ったとて、起業したとて、「リア充」にはなれないのです!
むしろ「リア充」は生まれた土地の居心地が良いことから地元を離れず、SNSも使わない閉じた世界の中に居るため、私たちが観測できる華やかな人々は「意識高い系」かも知れません。
彼らの生態を徹底的に掘り下げることで、現代社会の抱える問題が見えてきます!
【目次】
〈目次〉
◆はじめに――意識高い系の研究「土地」「スクールカースト」「リア充」
◆第一章 リア充は意識高い系の裏側に隠れている
リア充と混同されがちな「意識高い系」/恋人の有無は関係がない/リア充は可処分所得が多い/土地に土着するリア充/土地から発生する人脈、恋人、ハレ/「スクールカースト」問題/本当のリア充はスターバックスに行かない/「意識高い系」の誕生――大学デビューと一発逆転の思想/夢見る「地方上洛組」/「リア充成り」という希望の灯/もうひとつの「意識高い系」――「在地下克上組」/社会派サークルを目指す「在地下克上組」
◇コラム「意識高い系」の見分け方1 鍋のお汁で作る雑炊/〆のラーメン
◆第二章 「意識高い系」の心理大義と欲望
大儀と欲望の不都合な相関/ハロウィンで仮装する人の本音/「高次の大義」という隠れ蓑
T「意識高い系」の映す写真 自己宣伝としての被写体/重要なのは自分
U「意識高い系」=「中途階級」の心理 他人の年収を聞く人の心理/他人の学歴を聞く人の心理/「高次の大義」で遮蔽された抽象世界/承認と欲望/欲望を隠す気持ちの悪さ
V「意識高い系」と「意識が高い人」の差 嫉妬を隠すべからず/進歩も改革もない世界「意識高い系」
◇コラム「意識高い系」の見分け方 食べ放題とバイキング/カップ麺をすする
◆第三章列伝
T青木大和、小4偽装サイト事件「挫折した意識高い系大学生」 イノセントなティーンとして/なぜメディア露出こだわったのか/SEALDsとの違い
U靖国コスプレイヤーと愛国女子愛国に仮託した承認欲 終戦の日を利用する悪質さ/無知で無邪気な「記念撮影/戦争当事者は無口である
Vノマドワーカー わたし渋谷で頑張っているんだ、の空疎 「ベースキャンプを持つ遊牧民」という矛盾/宣伝ツールとしての渋谷/なぜ東京にいるのだ
Wキラキラ女子「ばびろんまつこ」自意識の怪物 男のスペックで自分を測る/「上位20%」の美貌/セックス・アンド・ザ・シティに熱狂した「意識高い系」
◇コラム「意識高い系」の見分け方 喫茶店とカフェ・甘味とスイーツ
◆おわりに――意識高い系を超克するために/
【著者紹介】
古谷経衡 : 1982年札幌市生まれ。立命館大学文学部史学科(日本史)卒。文筆家。一般社団法人日本ペンクラブ正会員。NPO法人江東映像文化振興事業団理事長。インターネットとネット保守、若者論、社会、政治、サブカルチャーなど幅広いテーマで執筆評論活動を行う一方、TOKYO FMやRKBラジオで番組コメンテイターも担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
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こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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マエダ さん
読了日:2017/02/20
harass さん
読了日:2017/08/30
おいしゃん さん
読了日:2017/03/24
どんぐり さん
読了日:2018/02/15
おかむら さん
読了日:2017/04/05
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