世界最強の女帝メルケルの謎 文春新書

佐藤伸行

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166610679
ISBN 10 : 4166610678
フォーマット
出版社
発行年月
2016年02月
日本
追加情報
:
253p;18

内容詳細

独首相メルケルは一見冴えない理系女子。ところが、いまや「EU大統領」のような存在に。東独出身の野暮ったい物理学者はいかにして権力を手にしたのか?そしてメルケル率いるドイツはどこに向かうのか?今日の世界を揺るがす「ドイツ問題」の核心に迫る。

目次 : はじめに―「危険な女帝」か「聖女」か/ 培養基の東ドイツ/ メルケル立つ/ 統一宰相の「お嬢ちゃん」/ 魔女メルケルの「父親殺し」/ 独中ユーラシア提携の衝撃/ メルケルを盗聴するアメリカ/ ロシア愛憎/ メルケル化した欧州/ リケジョのマキャベリスト/ あとがきに代えて―中韓の術中に嵌まるなかれ

【著者紹介】
佐藤伸行 : 1960年山形県生まれ。ジャーナリスト。追手門学院大学経済学部教授。1985年、早稲田大学卒業後、時事通信社入社。1990年代前半はハンブルク支局、ベルリン支局でドイツ統一プロセスとその後のドイツ情勢を取材。1998年から2003年までウィーン支局に勤務し、旧ユーゴスラビア民族紛争など東欧問題をカバー。2006年から2009年までのワシントン支局勤務などを経て、2015年から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • マエダ さん

    ”世界最強の女””女帝””ひたすら待つことのできる女””灰色のネズミ””父親殺し”とまぁ好かれていらっしゃる。他人の視線を気にしないファッショに無頓着なリケジョみたいな一面もあり人間的に面白い。過去があまり知られていない為か非常にミステリアスであり魅力的である。

  • Isamash さん

    元時事通信社の佐藤伸行・追手門学院大教授による2016年著作。これ程の有名人なのにメルケル独首相に関して殆ど何も知らぬことに気が付かされた。東独の牧師娘でリケジョなのは有名だが、二度も結婚していたとは。メルケルが一番名の前夫の姓というのは驚き。コール首相に引き上げられたのは知っていたが、不正献金スキャンダル下、彼女が新聞に引退を勧める文章を寄稿し、彼の政治生命にとどめを刺したことは初耳。本書も謎としてるが、勤めていた科学アカデミー物理学中央研究所を休職し、東独政権与党事務所で広報の仕事を始めたのは不思議。

  • おかむら さん

    国会審議中に松島大臣が読んでたと話題になった本。うん、これは確かに面白いけどね松島さん。前半は東ドイツの冴えないリケジョだったメルケルが首相になるまで。評伝がほぼ未邦訳なので全然知らないことばかりだしエピソードがとにかく楽しい。意外にもモノマネが得意で十八番はプーチンとかね。後半は外交政策、日本にいると日本中心の国際ニュースばかり見たり読んだりしてしまって、ドイツと中国ロシアアメリカとの関係なんかほぼ報じられないのですごく物知りになれた気が。そーか日本無視かー。なんとなくそんな感じはしてたけどー。

  • funuu さん

    ヒトラーがレームを粛清したより躊躇なくコールを政界から葬りさるメルケル。メルケルにはビジョンはない。ビジョンには幻覚という意味もある。かってシュミットは「ビジョン」を見る者は病気へ行けと言った。ドイツ第四帝国はとりあえず成立したようだ。日本周辺は日本が力がつくと大陸へ進行。中国が力をつけると日本に進行。やはり中国との軍事衝突は、いつかありそうな気がします。

  • エリナ松岡 さん

    議員さんの審議中の読書で有名になったメルケル本です。タイトルの雰囲気そのままに、お気楽にテンポよく読める内容でした。メルケル個人が半分、それと僕にはあまり馴染みのないドイツの政治が半分の内容でとても勉強になった一方で、ややゴシップくさい所はちょっと残念に思います。例えば他国の指導者の失態に対してのみ笑い上戸になると解釈できる箇所があり、元資料をそのまま流用しただけの可能性もありますが、ちょっと悪意を感じますし、そもそも蛇足であるしもったいない。

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