2020年マンション大崩壊 文春新書

牧野知弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166610396
ISBN 10 : 4166610392
フォーマット
出版社
発行年月
2015年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
245p;18

内容詳細

「売れない」「貸せない」「住まない」三重苦の負動産に

将来、マンションは単身高齢者や中国人ばかりになる!? 管理費・固定資産税滞納等の問題を抱える首都圏マンションの恐ろしい未来。

あなたのマンションは大丈夫か!?

空室急増でスラム化、高齢化で多発する孤独死、中国人に占拠される理事会…全国600万戸時代を迎えたマンションに未来はあるのか。

担当編集者より
東京五輪を前にマンション価格は高騰中。しかし、その裏で管理費や修繕積立金の滞納、相続権の拡散など問題が顕在化しつつあります。少子高齢化を背景に、いま、最も優良な資産と言われた不動産価値が変容しているのです。空室急増でスラム化する大規模マンション、高齢化による孤独死の多発、中国人が牛耳る理事会…。楽しかったはずのマンション生活が、気がつくと取り返しのつかないことに!? 全国600万戸時代を迎えたマンションに未来はあるのか? マンションを買った人、これから買う人すべてに必読の書です!
(文藝春秋HPより)

【著者紹介】
牧野知弘 : オラガHSC株式会社、株式会社オフィス・牧野代表取締役。東京大学経済学部卒業。ボストン・コンサルティング・グループを経て、三井不動産に勤務。2006年、J‐REIT(不動産投資信託)の日本コマーシャル投資法人を上場。現在はホテルや不動産の開発・運用アドバイザリーのほか、事業顧問や講演活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 非日常口 さん

    住宅を購入しようとする前にまず目を通しておきたいデータと注意事項が豊富な一冊。ドーナツ化現象から今では都市回帰現象に移行しその都市も過剰供給された部屋で過当競争。人口動態は確度の高い指標の一つであり、移民を嫌がる日本において大切な指標である。時間軸でみる空き家率は3割が閾値であり、そこからは悪循環が加速し一気に荒れ出してしまう。出だしは安い管理費・修繕費も段階的に値上がりする仕掛けの場合もある。そもそも積立る文化のない中国人が爆買いしたり、コミュニケーション能力が欠如したクレーマーもどきの老人もいる。

  • うさうさ さん

    年齢層や収入も違う住人が共同で暮らすマンションが抱える問題点について。管理費、修繕積立金の未払い、空き家でスラム化するリスク、売れない貸せないマンションを相続するリスク。理事会の役員をして初めて、管理費などの未払い者がわりといる事を知ったのでリアルに恐ろしい。空き家の相続も実家がいずれそうなるので固定資産税の支払いが永遠に続くと思うと想像もできないよな…マンションに限らず家を家族がバラバラでそれぞれ所有する核家族の弊害だよね。

  • HMax さん

    山のようなマンション広告が毎朝やってくるけど、そんなに住む人がいるのかな?と思っていたら、やっぱり。マンション大崩壊への対策、マンション整理機構、中古住宅認定機構、両方とも是非とも実現して欲しい。住み潰すよりは、新たなインフラとして活用していくべき。 心に残ったことば「団塊の世代の冥途の土産が、続く世代にとっては置き土産。」

  • mazda さん

    デトロイトや夕張などは、空き家率が30%を超えているそうです。今後少子化の影響でマンション需要が減るとわかっているのに、供給だけは減らない。結果マンションのスラム化が進むと考えられますが、近い将来都内でもこの30%の大台に乗るところがありそうですが、そうなったら一体どうなるのでしょうか?一戸建てなら壊して更地にすればいいですが、マンションは区分所有権の関係でそうもいかない…。やはり「私権」制限が必要なのかも知れません。会社で偉かった方が引退し組合に首を突っ込む、あるいは苦情を言いたてる。見苦しい限りです。

  • niisun さん

    タイトルの「2020年」も「大崩壊」も、どちらも納得の得られることは書かれていませんでしたが、分譲マンションの現状や課題はわかる内容です。ただ、結局は「区分所有だから、大規模修繕も建替えもできなくて困る」ということを角度を変えて繰り返し語っているだけのような気もしないでもない。 有名な大学の先生が何十年も前からマンションの管理組合の問題に取り組んでおられますが、やはりなかなか難しいようですね。 大分前に都内の団地が限界集落化して話題に上ったのを考えると、今後ますます集合住宅の課題は増えていきそうですね。

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