東京五輪1964 文春新書

佐藤次郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166609475
ISBN 10 : 4166609475
フォーマット
出版社
発行年月
2013年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
283p;18

内容詳細

敗戦から十九年、奇跡の復興を遂げ、高度成長を続ける日本でオリンピックが開催された。参加した人々は「もっとも五輪らしい大会だった」と口々にいう。金メダリスト、名スターター、選手村の理容師、実況アナウンサーなどが回顧する「それぞれのオリンピック」。

目次 : 聖火ランナー坂井義則が見た青空/ 「屈辱」乗り越えたホッケー代表/ 三宅義信エースの中のエース/ ボート「選抜」クルーの挑戦/ サッカー代表の大番狂わせ/ 一瞬にかけたスターター/ 夢を実現した織田幹雄/ ヘーシンクの髪を切った女性理容師/ 田中聰子力の限り泳いだ/ レスリング八田イズムで頂点へ/ JUDO初の金メダル/ マラソン 寺澤徹の挫折と復活/ テレビオリンピックの幕開け/ 男子バレーの価値ある銅/ 国境が消えた閉会式

【著者紹介】
佐藤次郎 : 1950年、横浜生まれ。73年、中日新聞社に入社し、同東京本社(東京新聞)社会部、特別報道部などをへて、運動部でスポーツ取材にあたる。夏冬のオリンピックを6度にわたり現地取材した。運動部長ののち編集委員兼論説委員となる。ミズノスポーツライター賞、JRA賞馬事文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • さや さん

    東京五輪について書かれた本というよりは、15日の中で一日一日ターゲットを絞り、その人がどのように東京五輪を体験したかを記した本。それぞれの人にもっと迫りたくなるような一瞬の輝きとともに、その前後の軌跡も示されているために50年以上も前となった東京五輪を身近に感じる。

  • よしよし さん

    ◇世界中の秋晴れを全部東京に持ってきてしまったような、素晴らしい秋日和でございます◇開会式の最大の演出家、それは人間でもなく音楽でもなく、それは太陽です◇各国ごちゃまぜの大混乱。しかしそこには、力を出し尽くして大会を終えた選手たちのむき出しの感情があった。喜び、悔しさ、充足、無念、感激、未来への希望ー。国の代表から一人のアスリート、一人の人間に戻った者たちが、国家や競技の枠を超えてありとあらゆる感情を爆発させていた。少しばかり大げさに表現すれば、それはまさしく生の爆発とでも言うべきものだったかもしれない

  • ringring2612 さん

    トップクラスの選手だけでなく報道やスタッフのエピソードもあり、当時の熱狂ぶりが伝わる。今度の東京オリンピックは、前回同様の盛り上がりになるか、今から楽しみ。

  • はち さん

    1964年、東京オリンピック。ちょうど50年前の今頃のお話。ノンフィクションにもかかわらずお話と書いてしまいたくなるような作品。勝者も敗者も、選手も裏方も捉えている。ある意味では最後の牧歌的なオリンピック。おそらく2020年のそれはあの東京オリンピックではないのだろう。それでも、楽しみに待っている。

  • K2 さん

    50年前の東京オリンピックがいかに戦後の日本にとって大事なものだったのかを知った。そして、出場する選手の重圧、役割を持って参加した人たちの気持ちなどが純粋で責任感をもっていたことがわかった。理容師さんの話が、当時の普通の人の様子がよくわかってとてもよかった。

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