国境の日本史 文春新書

武光誠

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166609352
ISBN 10 : 4166609351
フォーマット
出版社
発行年月
2013年09月
日本
追加情報
:
214p;18

内容詳細

日本はいかにして「日本」になっていったのか?神話の時代から植民地で領土を拡大した近代まで、「辺境」は様々な物語に満ちている。国境の歴史から浮かび上がる竹島、尖閣問題の起源と日本の特殊性。

目次 : 序章 「日本固有の領土」という信仰/ 第1章 「国境」の誕生―神話と日本の特殊性/ 第2章 中世・変わっていく「辺境」―「貧しい土地」から「富を生む土地」へ/ 第3章 狙われる日本―江戸幕府と竹島・尖閣問題の起源/ 第4章 拡大する領土―植民地獲得へ/ 第5章 敗れた日本―竹島、尖閣、沖ノ鳥島/ 終章 日本の国境の将来

【著者紹介】
武光誠 : 1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業、同大学院博士課程修了。文学博士。現在、明治学院大学教授。歴史哲学・比較文化的視野を用いた幅広い観点から日本の思想・文化の研究に取り組み、広範な分野にわたる執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 雲をみるひと さん

    日本の国境の変遷を論じた本。古代から近代に移るに従い詳細な書き方からさらっとした書き方に変化していく気がする。特に明治以降は相手側の立場を意識した書き方がされている点に特徴があると思う。

  • KAZOO さん

    このような本で少ししっかりした日本の国境や領土のついて考えてみるのもいいのではないかと思いました。新書で読みやすく、しかも歴史的な観点からきちんと書かれているので今の領土問題を考えるうえでの参考になりました。

  • funuu さん

    日本人は「固有の領土」と言うと漠然と存在すると思っている。考えてみればアメリカの黒人がアメリカの土地を固有の領土と言ったら違和感があるのはすぐに分かる。アメリカインデアンの土地を白人が今の感覚に置き換えると武力進行して奪い住み着いだけだ。国際感覚では自国が現在実行支配しているのが領土と言うことだ。アメリカに敗戦したが地上戦は硫黄島と沖縄。沖縄は武力でなく日本に返ってきた。このあたりが対露外交を見誤ったのだろう。アメリカも自国の防衛のために日本に基地を置いている。

  • ceskepivo さん

    日本の国境に関する歴史や事実を平易に記述している。沖ノ鳥島については、津中国も韓国も日本の領土ではないとは主張しておらず、日本は様々な施設を建設している。それなのに、210ページの表で、沖ノ鳥島の実効支配が「実績不十分」となっているのはどうしてかな?

  • 東隆斎洒落 さん

    13.12.14 地続きの国境がない島国日本、侵略する・されるの歴史が少ないと思いきや、その認識が覆る。 根深い北方領土、話題の竹島・尖閣、戦争と沖縄・小笠原の他、島流しの歴史なども網羅的に学べる。欧の植民地支配政策を真似た秀吉が失敗した後、昭和14年には今の1.7倍の国土を持っていた日本だが、結局、大東亜共栄圏を標榜も失敗。 戦いでも植民地支配でも、多くの誤りを犯した歴史からは、良く考え抜いたグローバル化戦略が求められるが果たして。。。

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武光誠

1950年、山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院博士課程修了。文学博士。2019年に明治学院大学教授を定年で退職。専攻は、日本古代史、歴史哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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