グループ一九八四年

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日本の自殺 文春新書

グループ一九八四年

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166608638
ISBN 10 : 4166608630
フォーマット
出版社
発行年月
2012年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    これは当初文庫本で出版されたとき(1984年)に読んだものですが、文春新書に入っていたので再度読み直してみました。ジョージ・オーウェルの書いた作品にちなんで、著者グループを命名しているようですが。ローマ帝国の没落になぞらえて、日本もその兆候が、ということで警鐘の意味で書かれたのだと思われます。ギボンやその後出た塩野さんの作品を読まれた方はここに書かれていることはよくわかると思います。私はいい本だったと思います。

  • かず さん

    1975年、文藝春秋において発表された論文。執筆者であるグループ1984年の命名はオーウェルの小説から、とのこと。当時の日本の世相から退廃を感じ取った有志の学者グループによる警告の書。高度成長期にこの論文を示した慧眼に恐れ入る。その後、第二臨調を率いた土光氏がコピーを配りまくったそうである。しかし、彼らのそうした努力は大衆にはなんら響かず、見事、予言は的中。現在進行形で衰退の坂道をまっしぐらに下っている。否。今なら間に合う。国民一人一人が覚悟を決めて努力すれば、まだ間に合う。令和時代を再起の時代にしよう❗

  • Tomoichi さん

    初出は昭和50年(1975年)文藝春秋に掲載され、平成24年3月号で再録。再録時に読んでいるはずなのに覚えていない。しかしタイトルは知っていたので読んでいないと思い購入。本書が書かれて約50年たち、そして現在の日本の姿がそこにある。福田和也がいうように、今の日本には「自殺」するだけの勢いもなく、「自然死」してしまうのではないかという言葉に頷いてしまう悲しさ。国民必読と思うが読まない人が幅を利かす世に涙。

  • 長谷川透 さん

    凋落の原因は外的なものではなく日本内部に生きる我々が日本を破壊する最たる要因だと指摘する。過激な題だが鋭く的を得ている。執筆されたのは75年だが、筆者はグループ1984という匿名集団で筆名は勿論オーウェルの小説に由来する。ローマ帝国衰退と滅亡の相似の影を執筆当時の日本の中に見出し、1984年までの日本の姿の予言を試みているが、失われた20年の姿までを見事に予言していると言える。日本の中の何か大きなものが凋落しているのではない。個々が凋落しているのだ。個々がそれに気付かぬ限り滅亡への歩みは止まらないだろう。

  • ichiro-k さん

    どこぞの新興宗教のインチキ教祖が言っていそうな内容(実際には興味がないので知らん) 当時の浮かれた下々の者どもにしてこのお上どもあり。 「一億総白痴化」このころだっけ?

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