謎の渡来人 秦氏 文春新書

水谷千秋

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166607341
ISBN 10 : 4166607340
フォーマット
出版社
発行年月
2009年12月
日本
追加情報
:
18cm,235p

内容詳細

古代最大の人口を誇る氏族は、最高の技術者集団。政治や軍事には関わらず、織物、酒造、土木など、殖産興業に本領を発揮した。先端テクノロジーで古代国家の基盤をつくった氏族の謎に迫る。

【著者紹介】
水谷千秋 : 1962年、滋賀県大津市生まれ。龍谷大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得(国史学)。博士(文学)。現在、堺女子短期大学准教授、龍谷大学非常勤講師。日本古代史、日本文化史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kawa さん

    古代日本の人口の5%を占めたという渡来人系の秦氏を詳説。秦氏と言えば広隆寺との関係が有名なのだが、聖徳太子の右腕として活躍した秦河勝が太子の遺児・山背大兄王一族が蘇我氏に滅ぼされた際に政争に距離をとったこと、桓武天皇による長岡京・平安京遷都に貢献したこと等が印象的。私的には記述が詳細過ぎて読みに苦労。

  • 活字スキー さん

    奈良〜平安期に、高い能力と最大規模の人口を誇りながらも歴史の表舞台にはほとんど姿を現さなかった秦氏は渡来系であったとの説が有力だが詳細はいまだ不明。朝鮮王朝系か、はたまた中国(秦)から朝鮮、さらに日本(倭国)へと流れ渡ってきたのか。日本の古代史には明るくないのでかなり苦労しながら読んだが、千年の都の造営にも多大な貢献をした氏族について、歴史や地政学的に考えてみるのはとても興味深かった。

  • ハチアカデミー さん

    平安京建立に大きく協力し、聖徳太子の側近として名を連ねるも、大化改新以降、歴史の表舞台には登場しなくなる一族、「秦氏」の謎に迫る一冊。もともとは渡来人であると推定され、それは古代から東アジアの人々が大陸間を交易していたことを意味する。それぞれの文化が混じり合い形成されたのが日本の文化であり、現在残されているものにもその影響がある。古代史はまったくの門外漢なのだが丁寧に書かれていて理解しやすかった。そもそも古代における氏とは何なのかなど前提知識が無すぎたが… 信仰の変遷を探る「大陸の神・列島の神」が印象深い

  • fseigojp さん

    やはり関祐二のほうが面白い 隔靴掻痒

  • Tomoichi さん

    秦という苗字=先祖は渡来人程度の知識で読み始めるが、中々つかみどころのない秦氏。権力にはあまり近ず、土着の神さまを飲み込み、日本全国にその一族を持つ謎の渡来人。出世頭は秦河勝と島津家。現在秦姓を名乗る人たちとの関係はどうなんでしょう。大和朝廷を支えた実務型豪族に興味がある方は是非。蘇我氏との比較は面白かったです。

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