天下之記者 「奇人」山田一郎とその時代 文春新書

高島俊男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166606214
ISBN 10 : 4166606212
フォーマット
出版社
発行年月
2008年02月
日本
追加情報
:
18cm,378p

内容詳細

「政治の早稲田」を作ったのに、自ら衆院選に立候補すれば、結果は96票。失意のままに全国をさまよった山田一郎。東大出の元祖フリージャーナリストでもあった秀才「奇人」の、おかしくもヒネクれた、その一代記。

【著者紹介】
高島俊男 : 1937年生れ、兵庫県相生出身。東京大学大学院修了。中国語・中国文学専攻。大学教員をへてフリー。著書に『水滸伝と日本人』(第5回大衆文学研究賞)、『本が好き、悪口言うのはもっと好き』(第11回講談社エッセイ賞)、『漱石の夏やすみ』(第52回読売文学賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 醤油屋 さん

    犬養毅に「天下之記者」と呼びならわされた名物男の人生。新書としては厚みがあるがほぼ帝大初期の諸事情や明治の論客事情に紙幅はついやされる。 山田一郎の生涯と哀しみ、その欠点については著者高島俊男氏が解き明かすでもなく同時代友人らの弔辞・証言がすでに正鵠を得ているようであり 明治人のもつ知性友情人情のレベルの高さに感嘆する。 ジャーナリズムよりも明治という時代を知り味わう本。 ※早稲田生必読?

  • 淡雪 さん

    高島さんは自分とあるいみ境遇が似ている山田一郎に感情移入?して必要以上に手厳しいと思う。明治初期に東大を出たのに官僚にも政治家にもならず大学もやめフリーの記者という境遇はたしかに零落かもしれないが日本中の新聞社にその記事がのり経済的にも全く不自由していない。また日本最初の政治学者として教科書のレベルの高いことわかりやすいことは特筆に値する。ジャーナリストとしても三国干渉に日本が弱いからだ悔しければ強くなれという記事を平然とかける人間が尋常なはずがない。早稲田が持った唯一の学者兼ジャーナリストかもしれない。

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人物・団体紹介

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高島俊男

1937年生れ、兵庫県相生市出身。東京大学大学院修了。中国文学専攻。『本が好き、悪口言うのはもっと好き』で第11回講談社エッセイ賞受賞。長年にわたり「週刊文春」で「お言葉ですが…」を連載。2021年、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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