花粉症は環境問題である 文春新書

奥野修司

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166606191
ISBN 10 : 4166606190
フォーマット
出版社
発行年月
2008年02月
日本
追加情報
:
18cm,195p

内容詳細

なぜ、日本人の5人に1人が花粉症になるのか。免疫力の低下や大気汚染原因説は俗説に過ぎない。スギ植林事業の失敗が招いた、今日の患者激増の事態。国の責任を問い、新しい角度から花粉症の解決策を考える1冊。

【著者紹介】
奥野修司 : 1948年大阪府生まれ。立命館大学卒業。1978年から南米で日系移民調査。帰国後、フリー・ジャーナリストとして活動。講談社ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞をダブル受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • imagine さん

    前半は、自ら花粉症との闘いを振り返り、治癒に関する俗説の数々を検証する。後半ではノンフィクション作家の本領発揮。己を苦しめる花粉症がいかにして発生したかを、詳細な調査と取材で追う。国と林野庁が行った無計画な拡大造林を元凶とし、補助金目当に植林を行った民間にも厳しい目を向ける。花粉が飛ばない森林を再生する手法も提案されており、著者の世直し人度合いに感服。他の作品にも興味が湧いた。

  • 星辺気楽 さん

    私も花粉症に悩む一人。政府が進めた目先の利益優先の政策の失敗によって国民の多くが被っている被害の実態を、浮き彫りにするとともに加害者である国の責任を取り上げた良書。マスコミはきちっと取り上げたほしい。

  • Humbaba さん

    花粉症はますます猛威を振るうようになっている。そのため、少しでも暮らしやすくするために効果があるかどうかは半信半疑のままにサプリメントなどに手を出すことが多くなる。それらは本来は不要な出費であり、植樹をもう少ししっかりと検討していれば誰も払う必要のなかったコストである。

  • ニョンブーチョッパー さん

  • Masaaki Inoue さん

    作者買い。「花粉症」と「森林保全」の情報が半分ずつって感じかな。奥野氏自身が花粉症に苦しんでいるため冷静さを欠いた文体で(ワザとだろうが)書かれています。著者の作品としては鬼っ子的な感じ(笑)。まぁ10年前の発刊ですから今更言うまい・・。元林業関係者としては、森林生態系の話は概ね合ってます。ただこの本に限らずですが、かつて必死に植林した先代は、「子や孫のため」に頑張ったのです。結果が良くないのは認めますが、あまりボロクソに叩くのはどうか勘弁してあげて下さいませ〜m(__)m(ちなみに私も超花粉症です)

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人物・団体紹介

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奥野修司

1948年7月5日生まれ。大阪府出身。立命館大学経済学部卒業。ノンフィクション作家。1998年「28年前の『酒鬼薔薇』は今」(文藝春秋1997年12月号)で、第4回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞受賞。2006年『ナツコ 沖縄密貿易の女王』(文藝春秋)で、第27回講談社ノンフィクション賞・第37回大

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