脳内汚染からの脱出 文春新書

岡田尊司著

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166605736
ISBN 10 : 4166605739
フォーマット
出版社
発行年月
2007年05月
日本
追加情報
:
18cm,342p

内容詳細

覚醒剤並みの依存性を持つゲーム、ネット。最新の世界的な研究成果を紹介しながら、その脳の発達に与える影響を明らかにし、依存状態になった子どもたちを救う方法を模索。IT時代を生き抜く世代の新しい必読書。

【著者紹介】
岡田尊司著 : 1960年香川県生まれ。精神科医。京都大学医学部卒業。同大学院で高次脳科学、脳病態生理学の研究に従事する。現在、京都医療少年院に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かわうそ さん

    ★★★★★親も子も必読書。ゲームとテレビは危険だとは当然認識していたがここまでとは。とくに子供が少なくとも小学生低学年までは与えてはいけない。幼い時にゲームをやらせたりテレビを見せすぎると脳に障害を持つことになる。治すことも難しくなってしまう。ゲームは危険なドラッグであると言い続けることが必要だ。麻薬となんも変わらない。それを日本全国民に分からせる必要があるだろう。また、残念なことに任天堂がスイッチというゲーム機を開発したようだが。子持ちの方には自宅に1冊は置いておいて欲しいところ。

  • koheinet608 さん

    この本を読み終わって、 スマホの電源を切るようにしました。 @仕事上や何かを連絡しなければいけない状況以外、スマホを切るA土日は、ほぼ電源を切るBゲーム、ニュース、視聴アプリは全て削除 そもそものきっかけが、スマホで、ネットニュースを見たり、チャットをしたり、ゲームをしたり、 YOUTUBE見たりするとイライラや、不安、退屈、焦りが、軽減する感覚をおぼえました。この感覚がタバコを吸っていた時と極めて似ていたので怖くなりました。 デジタルヘロインという言葉がありますが、言い得て妙だと思っています。

  • みい君 さん

    異常なまでのゲームやネットの使用により破壊されていく子供達を目の当たりにして(大人も)このままでは将来人間はどうなってしまうのだろうという不安が拭い切れないです。@ゲームをプレイすることによって覚醒剤を静脈に注射したのひほぼ匹敵する状態が脳の中で起きているAゲームネット依存の克服は1日1日止め続ける事の積み重ねであるB低年齢からのメディアリテラシー教育が重要C業界は依存症の人達の救済支援策を講ずるべきであるD幼少期からの親子の関係性もかなり重要。 など。外に出て生きてるものと触れ合わなきゃだめなんだな。

  • ガミ さん

    幼少期からゲームに触れることで起こる脳内の変化を、現代の社会問題を踏まえながらまとめられた書です。2007年に出版されたものですが、現代で起こる事件とつなげると内容がかなり侮れないです。第五章では大学中退やサラリーマンの引きこもりなど、大変リアルな問題が挙げられていて、身近で起こりうることであることを痛感させられました。私自身、小さいころからかなり集中してやりこみクリアしてしまう性格のため、書いてあることに思わずドキリ…。それも踏まえ、子ども達にゲームやネットの依存性を丁寧に伝えていかないとな。

  • くまこ さん

    ネット、ゲーム依存症に関するところが興味深かった。一時期、モンスターを狩るというオンラインゲームにはまったことがある。知らない人と「よろしくお願いします」と挨拶を交わし、ルールに則ってプレーをし、狩りが成功したらみんなで喜びを分かちあう。著者が指摘する、共感性や社会的行動の発達が損なわれるという悪い影響は特に感じなかった。個人的体験はさておき、ネット、ゲームにある種のドラッグ的要素があるのは確か。今後もきちんと調査をして、社会教育として取り組んでいくべき問題だと思う。

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人物・団体紹介

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岡田尊司著

1960年香川県生まれ。精神科医。医学博士。作家。東京大学文学部哲学科中退。京都大学医学部卒。同大学院医学研究科修了。京都医療少年院、京都府立洛南病院で、発達や愛着の課題に苦しむ若者に向き合う。山形大学客員教授を経て、岡田クリニック院長、日本心理教育センター顧問として、発達障害、愛着障害の臨床の最前

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