母親に向かない人の子育て術 文春新書

川口マーン恵美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166605729
ISBN 10 : 4166605720
フォーマット
出版社
発行年月
2007年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,197p

内容詳細

ドイツでハーフ3人娘を育てる主婦の子育てエッセイ。子どもたちが繰り広げる“騒動”と、著者の“格闘”を通して、ドイツ特有の「教育」「階級」「性」などの社会的背景が浮かび上がる、ユニークな日独文化比較論。

【著者紹介】
川口マーン恵美 : 大阪生まれ。日本大学芸術学部卒業。ドイツ・シュツットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科卒業。シュツットガルト在住。日独比較の時評でも健筆をふるう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • カッパ さん

    母親に向かないというタイトルに惹かれて借りたのですが、中を読んでみるとドイツの面白話もたくさんでした。 著者は料理が得意なようですが、ドイツの主婦は料理をしない人がおおく、夜は冷たい料理だということが多いとか。 なんと小学校5年生の時点で進路が振り分けられるとか大学入試とかはないとか。とにかく面白い。 報われないない努力をやめてストレスフリーにいきたい。

  • pepin さん

    凄ぉーい重ぉーい内容かと思ったら、アッケラカーン!なドイツでの育児話だった。【一部抜粋】「いい子」は親にとっては心地よいが、本人はどう感じているのか。「子供の幸せ」と信じられているものは、「親の満足」であることが多い。教育は洗脳と紙一重。子供の自然の姿を変形すればするほど、子供は幸せから遠ざかる。生後三年ほどは、生殺与奪の権もほぼ百パーセント私が握っている。親が子供を庇ってやれる時間は短い。子供がいつか年をとったとき、「子供のときは結構楽しかった」と思ってくれること、私の子育ての目標は、それに尽きるかもし

  • てくてく さん

    「子育て術」に関するものというよりは、ドイツで3人の娘さんを育てたことに関するエッセイ集で、特に小学四年生の段階(9歳前後)で進路が決められてしまうこと、つまりは早期教育の問題点、そして親子という近くそして対立する関係にある人との関係、などが描かれている。娘さんの中では末娘のユーカさんがとても面白く描かれていた。「要は自分に無駄な負担を強いないこと」というのは、そうあるようにやっていきたいと思った。

  • 子どもたちのママ さん

    子育てに向き・不向きがあるという前提があり、潔く後者の立場を表明しているのが多くの育児エッセイ(?)とは異なる点で面白い。常々子育てに向いてないと思いつつ著者と同じく3人子育てしている身としては、そのハウツー的なものでなくて残念な思いもあるが、それでもその心意気やエッセンスは得られた。我が家にも努力嫌いの娘がいるが、まだ若輩者の私は著者のように彼女の幸せを願って見守ることができそうにない。(語弊があるかもしれないが)嬉々として母親業をこなす人でない母親の子育てエッセイは滅多にないものだと思う。

  • けいこん さん

    育児書じゃなくて、ドイツで子育てした人の体験記だった。でも、すごく面白かった。

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人物・団体紹介

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川口マーン恵美

日本大学芸術学部音楽学科卒業。1985年、ドイツのシュトゥットガルト国立音楽大学大学院ピアノ科卒業。ライプツィヒ在住。1990年、処女作『フセイン独裁下のイラクで暮らして』(草思社)。『ドイツの脱原発がよくわかる本』(草思社)が、2016年、第36回エネルギーフォーラム賞の普及啓発賞、2018年、『

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