今は昔のこんなこと 文春新書

佐藤愛子(作家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166605699
ISBN 10 : 4166605690
フォーマット
出版社
発行年月
2007年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,206p

内容詳細

ふと気づけば、ステテコにカンカン帽のオッサンは街から姿を消し、主婦がオゾ気をふるった押し売りもすっかり見なくなった…。身の回りから退場した懐かしいモノや、今はなき風景を描く愛子流・絶滅風俗事典。

【著者紹介】
佐藤愛子 : 1923年大阪生まれ。甲南高女卒業。戦後、「文芸首都」の同人となり、小説を書き始める。「戦いすんで日が暮れて」で直木賞を、「幸福の絵」で女流文学賞を受賞。ユーモアにいろどられた世相風刺と、人生の哀歓を描く小説やエッセイは多くの読者のこころをつかむ。父の作家・佐藤紅緑、異母兄のサトウハチローを始め、佐藤家の人々の凄絶な生の姿を描いた大河小説「血脈」により菊池寛賞を受けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アーちゃん さん

    2007年発行。大正生まれの愛子先生が、今は既にないもの(言葉含む)や、形を変えたものなどをタイトルにしてつぶやき、時に怒る(いつもの事ですが)エッセイ集です。私の家には明治生まれの祖母がいたため、大体のモノ(言葉)は既知でしたが、さすがに弊衣破帽と腎虚は知りませんでした。蝿いらずはハエトリリボンだし。ましてや平成生まれのお孫さんの世代だとほとんどがわからないのでは。寝る前に少しずつ読んでおりましたが、何を語ってもサバサバした愛子先生の文章が心地よかったです。

  • kinupon さん

    本当に今は昔の物や事柄ばかりです。歴史の中で埋もれてしまう物・・・・少しは思い出してみることも必要ですね。

  • 酔いよい さん

    腰巻に始まり、蚊帳、アッパッパ、押し売り、五右衛門風呂、火鉢、ステテコ・・・と、かつて庶民の暮らしのなかにあった懐かしいモノたちや日常の風景、エピソードを面白おかしく綴ったエッセイ集である。軽妙洒脱な文体、ユーモアにあふれ蘊蓄にも富む。大正生まれの愛子さん、下ネタ話などもあっけらかんと語ってみせる。お孫さんとのまるで噛み合わない会話のエピソードも微笑ましい。現在90歳。お元気でいらっしゃるようだ。昔読んだ『戦いすんで日が暮れて』をもう一度読んでみたくなった。

  • ごへいもち さん

    あまり面白くなかった。下ネタが多すぎ。切れ味も鈍い。こんなものかなぁ

  • みさみさ さん

    そのまま。今は昔のグッズや最近見かけないよね、こんな人。とか、こんな言葉使わなくなったな。的なものをいろいろ紹介してくれて、現代的なお孫さんとの思うようにいかないやり取りも面白い。私も知らないことやものがいっぱいあるけど、こういったことは誰かが語り継がなければいけないよねー

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