ネット時代の反論術 文春新書

仲正昌樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166605316
ISBN 10 : 4166605313
フォーマット
出版社
発行年月
2006年10月
日本
追加情報
:
18cm,216p

内容詳細

近年、話が通じない人が異常増殖中。そんな現状に歯がゆい思いをしている人に贈る1冊。数々の「論争」に参戦してきた著者ならではの論戦必勝の技術を、惜しげもなく公開する。

【著者紹介】
仲正昌樹 : 1963年、広島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了。金沢大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ころこ さん

    「論破」できるスキルが書いてあるわけではありません。そもそも、議論の勝敗とは何なのか、というのが本書の問いです。そうでなければ、著者は議論自体をアイロニカルに否定します。人文の議論とは、場の空気や、歴史の検証や、ネットでは加勢が入ったりすることで大勢が決することがあります。ネットの難しいところは、その機能が失われていることにあります。勝敗は敗者が決めるかしかありません。勝者は敗者に敬意を持たなければなりません。なぜならば、負けたということを認識できる敗者は、それだけで知的な存在だからです。

  • 金吾 さん

    △書いている内容についてはまあそうなのだろうと感じることが多いですが、本質的な話にはなってないとも感じます。見せかけの反論を術として身に付けても何の意味があるのかなと思いました。

  • NICK さん

    確かに内容としては短絡的思考回路をしている人に対しての上手い論争の仕方をレクチャーしてはいるのだが、実は反論法を徹底的に紹介することで「論争なんて不毛で下らないことはやめよう」と逆説的に説く本なのである。なるほど、「論争」にそこまで価値を見出さない仲正らしく、ここで紹介されている反論法というのは議論の正否ではなく、いかに「政治的に論争に勝つか」に絞られており、読めば読むほど「論争」が動員ゲームでしかないことがわかってくる。せめて我々は脊髄反射で反論することなく、じっくりと知識を深めることに専念したいものだ

  • おらひらお さん

    2006年初版。ネット環境が整い脊髄反射的な反論が可能になった社会における反論術を提示したものです。結果的には「バカに対して反論するなんて、基本的に同じレベルのバカのやることだから、やめとういたほうがいいですよ」ということでした。ですが、たまに発表して、突っ込んだ質問をされると、答えに窮してしまうことが多い僕としては、参考になるところもありました。

  • おい さん

    おわりに書かれているが、反論術としては中途半端で、そもそも論としてもそんなこと書いてあったか?と考えてしまうレベル。ガッリ反論術について書いた欲しかった。 ★★★

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人物・団体紹介

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仲正昌樹

1963年広島生まれ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。現在、金沢大学法学類教授。専門は、法哲学、政治思想史、ドイツ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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