父親のすすめ 文春新書

日垣隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166605293
ISBN 10 : 4166605291
フォーマット
出版社
発行年月
2006年09月
日本
追加情報
:
18cm,190p

内容詳細

誰もここまで言わなかった。「小遣いの与え方」「自立のさせ方」「判断力のつけ方」など、3人の子を持つ著者の体験的子育ての極意。子どもが親を必要としなくなることを目指し、悩める親たちに救いを与える1冊。

【著者紹介】
日垣隆 : 1958年、長野県生まれ。東北大学法学部卒業。書店員、配送係、販売員、編集者を経て、87年より執筆活動に入る。現在、ノンフィクション、時事評論、コラムなどを新聞・雑誌に執筆するほか、公式サイトを運営し、有料メールマガジンを発行している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けいた@読書中はお静かに さん

    『子育ての最終目標は子供を自立させること』を軸にして父親の役割を書いた本。うちの娘はまだ3歳なので、進学とか勉強についてはまだ少し早いような気がするけど、『成功体験を持たせる』というのはとても良いと思う。小説や仕事関連の本だけではなく、たまには育児書も読んでみようかな。

  • いづむ さん

    子育ての最終目的は、子供が親を必要としなくなること。自分や家族を相対化でき、未知のものに対する判断力をつけるために、体験(知)の機会が必要という点には大いに共感する。日本の学校教育の問題点を指摘するばかりじゃ何の意味もなく、自ら子供の成長と自立を常に考える父親であろうとした人だからこそ書ける本だと思った。…にしても人ひとり育てるって本当に大変だなあ。(図書館本)

  • Ted さん

    06年刊。「自立が子育ての根本的な目的なのでこの大目的さえ見失わなければ枝葉末節的なルールはどうでもよい」という考え方に納得。形式的自立(就職、独立)だけではダメで、内面的自立も必要だという。それは「自ら責任を負うべきことを他人のせいにしない」ことだと説く。なるほど。東電の勝俣や清水に是非聞かせてやりたい言葉だ…。受験の小論文突破法の項目は必読。小論文に一番必要なのは体験知だとはいっても受験生程度の人生経験では高が知れているので書くのに呻吟するのは当たり前。書こうにも書けるわけがないのだと今だから分かる。

  • サトシ人生サボらない隊 さん

    娘をもつ親として時々子育てに関する本を読むようにしています。頭が固くならぬよう様々な体験、意見を参考にするようにしています。本作も躾から進学まで著者の経験を踏まえた子育て論でためになりました。

  • glaciers courtesy さん

    子供を東大に入れたとか、そんな本のタイトルを見るたびに(タイトル見るだけね。読もうという気にすらならない。)「大学に入ることが人生のゴール、目的なんか??」と感じていたが、この本は僕の疑問に見事に答えてくれている。子育てはの目標は「子が親を必要としない日をめざす」とか「(子供が身に付ける能力として)不可欠なのは説得力」という言葉は当たり前のことだけど、子育ての渦中にいる自分にはズシリと来た。日垣家の子育ては実にうまくいっていると思う。子供たちの作文が掲載されているが、これを読むだけで価値あるよ。

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日垣隆

昭和30年代生まれ、現在50代。販売、配送、書籍の編集、コピーライターを経て87年より作家・コラムニスト。テレビ企画制作も。2015年11月25日、ゴルフやランニングと仕事を兼ねて滞在していたグアムで脳梗塞に襲われ、緊急入院。至る所の麻痺や言語障害等々に見舞われ、日本の医師団や言語聴覚士らから「プロ

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