歴史の嘘を見破る 日中近現代史の争点35 文春新書

中嶋嶺雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166605040
ISBN 10 : 4166605046
フォーマット
出版社
発行年月
2006年05月
日本
追加情報
:
18cm,358p

内容詳細

日清戦争以降の中国側の歴史認識は嘘だらけ。「日清戦争は侵略だった」「日本は満洲を横取りした」「日本の歴史教科書は間違っている」など35項目に対して、斯界の専門家が完膚なきまでに論破。

【著者紹介】
中嶋嶺雄 : 1936年長野県松本市生まれ。東京外国語大学中国科卒業、東京大学大学院国際関係論課程修了。東京外国語大学学長を経て、国際教養大学学長。評論集『北京烈烈―文化大革命とは何であったか』(講談社学術文庫)でサントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kawa さん

    多士済々の保守論客による日中の歴史問題の論点提示のおもむき。歴史的・思想的に中国側が自己の土俵から降りてくる可能性がありえない中で、デイベ−トにもならない虚しさ(途中で読みをやめようかとも)もあるが…、歴史に興味がある者にとって日中歴史問題の論点が知れるだけでも本書読了の価値があるかもとも思い読みをすすめる。中西輝政氏の帝国主義的行動が正当とされる当時の国際情勢のなかでの反日・抗日運動に対する日本側の暴発という捉え方は新しい視点で興味深かった。

  • James Hayashi さん

    被害者史観と自虐史観でみられる歪曲された日中の歴史であるが、問題点としてあげられる35の争点を異なる書き手が短くまとめている。中国側からの言い分に対しての返答集とでも言おうか。その章ごとに読書案内があり、参考文献が載せられ読書欲が湧く。しかし、議論に花を咲かすのでなく、本命は外交。日本の弱い対外交渉に対し、強引だが結果を伴っている中国外交。怖いもの知らずの中国にかなうところ敵無し。巻末の50ページ弱に渡る日中関係年表は今後も使えると思われる。蔵書として手元に置いておきたい。

  • 壱萬弐仟縁 さん

    平山洋先生は、 中国に「福沢諭吉は『アジア侵略論』者だ」と言われたら(34頁〜) の章で、脱亜論を唱えた福澤先生の話を書いている。「市民的自由主義者」として福澤を肯定する丸山真男の論文もある。他方、否定的なのは服部之総・遠山茂樹・安川寿之輔らの「侵略的絶対主義者」という捉え方がある。賛否両論の福澤理論だが、双方をみないとTPPへの賛否もわからないようなものかもしれない。他には、日露戦争は東アジアの構造変動が世界政治に影響を及ぼす世界史的意義を持つ戦争(51−52頁)という説明の井上寿一先生の論稿などある。

  • 乱読家 護る会支持! さん

    日中の歴史観の違いが、どんどん広まっていく中で、本来は日本政府がすべき歴史解釈を、志しある有志で書いたもの。日本悪者論、中国の被害者史観をただす。。。 日清戦争の侵略国は、日本ではなく清の方。「福沢諭吉のアジア侵略論」は、一部の福沢の中国訳を曲解したもの。「満州」はもともと中国ではない。リットン調査団の結論は、調査前の意見をまとめたものにすぎない。日中戦争での中国人死傷者3500万人、南京大虐殺30万人に根拠無し。などなど、、、

  • 朝吹龍一朗 さん

    日本統治時代の台湾では姓氏改名は強制されなかったとか(但し、理由は台湾人の文化を守ろうとしたのではなく、「『土人』に日本人と同じ名前を名乗らせるのは汚らわしい」という理由)、「平生の中国人はえてして皆が『のほほんとした唯我独尊』状態で、不思議なほど他人に無関心」とか、まあ、後者は思い当たる節もあるが、最近の俄か右翼が喜びそうな話題満載。

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人物・団体紹介

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中嶋嶺雄

1936年長野県松本市生まれ。60年東京外国語大学中国科卒。65年国際学修士(東京大学)。77年東京外国語大学教授。80年社会学博士(東京大学)。オーストラリア国立大学、パリ政治学院、カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院客員教授も務める。95〜2001年東京外国語大学学長。98〜2006年アジア太

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