はじめての部落問題 文春新書

角岡伸彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166604784
ISBN 10 : 4166604783
フォーマット
出版社
発行年月
2005年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,218p

内容詳細

部落とは何なのか。差別は解消したのか。まったく新しい視座から捉える全国6000部落、300万人の真実の姿。深く知ることで浮かび上がる、もうひとつの日本。生まれ育った著者による名ガイド。

【著者紹介】
角岡伸彦 : 1963年、兵庫県加古川市の被差別部落に生まれ育つ。関西学院大学社会学部卒。神戸新聞記者などを経て、フリーのノンフィクションライターに。大阪市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 月讀命 さん

    今日に於いても、未だ『部落問題』は存在するという事を改めて知らされた。よく、学校のホームルームの時間や企業での社員研修で、時折、差別や部落問題、同和問題に関する小冊子を配られたり、又ビデオを見せられたりした事とはあったが、もう既に過去の話であり、私自身にとっては全く興味もなく関係ない事象であった。この本は『はじめての部落問題』というタイトルの通り、この問題について平易に記されており、基礎知識の無いものにとって、意識付けになる本である。国内にも、まだ多くの未解決の問題が山積されているという事実を知らされた。

  • さおり さん

    先日、部落出身の人の講演をききました。結婚を反対されたこと、人間は差別する人としない人の2種類にわけられること、自分の仲間はたくさんいて辛い時はいつでも集まってくれること、が、講演できいたお話の主な内容かなと思いましたが、もともとない知識がわけわからんーってなっただけで。なので、ちゃんと学ばなあかんかなと思って読んでみました(講演の人はこの本の作者ではありません)。んーでもやっぱりよくわかりません。よくわからない何かで、人は差別したりされたりするんだなというのが、今わかってること。

  • yamatoshiuruhashi さん

    「部落は怖い」、「触らぬ神に祟りなし」的な意識、同和教育と一線を画す本質的な話。著者自身が「被差別部落」出身者であるが、バリバリの解放運動家や逆の利権屋でもない。人として何も異なるところのない人を差別する「部落問題」の急所をわかりやすく、取付きやすく論述する。車内教育用に複数冊を調達。

  • そうたそ さん

    ★★★☆☆ 小中学校で同和教育を受けた記憶はあるが、本書でも述べられているような、ビデオを見せられて感想を書くだけのものだった。得てして、そういう時に見るビデオとは陰鬱とした内容でつまらない。見終わったあとも結局同和問題とは何なのかというもやもや感が残る。なぜ部落差別があるのかという問いに答えられぬまま学校での同和教育を終える学生は多い気がする。本書では至って簡潔明快な語り口で同和問題を説明してくれる。部落問題を知るに最適な一冊ではなかろうか。

  • 佐島楓 さん

    差別とは何かという根本に踏み込んであって、考え込んでしまった。目に見えるから差別するのか、見えないにも関わらず差別するのか。その根拠は何なのか。タイトルどおりの部落問題の入門書とは言えないが、改めて観念を揺さぶってくれたこの本と著者に感謝。

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