誰も「戦後」を覚えていない 文春新書

鴨下信一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166604685
ISBN 10 : 4166604686
フォーマット
出版社
発行年月
2005年10月
日本
追加情報
:
18cm,219p

内容詳細

食糧難、銭湯、列車の殺人的混雑、間借り、闇市、預金封鎖、ラジオ文化…。日本の最も長かった“誰もが忘れかけている”あの5年間を、常識破りの視点から振り返る。1億2000万人必読の「歴史教科書」。

【著者紹介】
鴨下信一 : 1935年、東京生まれ。58年、東京大学美学科を卒業後、TBSに入社。ドラマや音楽などの番組を数多く演出する。現在、TBSテレビ相談役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 元気伊勢子 さん

    鉄道が今の比でないくらい、危険な状況だったことを知った。食べ物の話や服やお風呂事情など、知らなかったことがたくさん書かれており、勉強になった。

  • koishikawa85 さん

    2度目の通読。ほとんど忘れていたが、美空ひばりを日本人がいじめていたことが忘れられている、という指摘は覚えていた。そのほかだと一億が総泥棒であったことと、貸間が憎悪に結びついたとのくだりが印象的。

  • Shoko Chiba さん

    戦後の空気感がわかる一冊。食糧不足の中での米の炊き方の工夫、人が圧死する程の電車の混雑、シベリア抑留者の仲間内での私刑事件、など生まれてもいない時代を少し体験したような気になった。

  • まこ さん

    本文の中で、「今の若い人たちはわからない」って言葉がいくつか出てきたけど、同じものを食べ続けたせいで食べられなくなるとか、とんでもない満員電車とか私の想像と全く違うんだということは何とかわかる。天気予報が再開されたり、娯楽が増えた辺りは普通の生活に戻りつつあると実感していたんだろうなってほっとする。

  • sasha さん

    その時の庶民の生活の記録は、歴史書には書かれないが重要なことだと思う。戦時下には天気予報が国家秘密だったとか、戦後の国語教育が混乱したとか。著者の実体験だけに実に鮮やか。

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人物・団体紹介

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鴨下信一

1935年、東京生まれ。58年、東京大学文学部美学科を卒業後、東京放送(TBS)に入社。現在、TBSテレビ相談役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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