名歌で読む日本の歴史 文春新書

松崎哲久

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166604487
ISBN 10 : 4166604481
フォーマット
出版社
発行年月
2005年06月
日本
追加情報
:
18cm,270p

内容詳細

短歌は日本史を貫く心棒だから、時代との関係の中で読み解いていかなければならない。記紀歌謡から戊辰会津の女性の辞世までをとりあげ、斬新にして懇切な解説をほどこした、異色の文人政治家の「日本の秀歌」。

【著者紹介】
松崎哲久 : 1950(昭和25)年、東京生まれ。東京大学法学部卒業後、ハーバード大学大学院修了。同大学日本研究所研究員、自民党総裁付などを経て、衆議院議員(民主党)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 樒 さん

    歌そのものとだけ向き合っていると、確かに何処か浮き草のような幻想の中でそれを解釈してしまうところがあります。そんな歌も当然、時代背景の中で生まれたものであり、とりわけ(特に時代に残る)歌詠み人は政に関われる階級であったことを考えれば政治背景とも無縁ではない。その側面を簡潔に纏め、古代から近代まで繋いであるので、なかなかに新鮮でした。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会 さん

    古代から幕末までの和歌などを題材に、 歴史の政治的な側面を描写している。 著者が政治家であるためか、歌の政治的な解釈が強い。 日本の歴史が政治史であって、生活史ではないかもしれない。

  • うれしの。 さん

    名歌から歴史を読むというよりは、名歌から歴史上の人物の心情を読むといった感じの内容。戦国武将や幕末の志士たちの辞世は胸にぐっと迫るものがあります。

  • wang さん

    上古から江戸末までの歌人の歌を紹介しつつ各時代を追う。江戸時代は知らない人ばかりでつまらないが他は時代の変化が感じられて面白い。

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