鎮魂 吉田満とその時代 文春新書

粕谷一希

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166604364
ISBN 10 : 4166604368
フォーマット
出版社
発行年月
2005年04月
日本
追加情報
:
18cm,284p

内容詳細

古今未曾有のレクイエム「戦艦大和ノ最期」を書いた海軍少尉吉田満は、日本銀行の有能な行員として戦後を過ごす一方、敬虔な信仰と真摯な思索に日々を送った。その戦後の静かな戦いの人生に迫る。

【著者紹介】
粕谷一希 : 1930年、東京生まれ。東大法学部卒後、中央公論社に入り、『中央公論』編集長などを務めたのち退社。著述にたずさわる一方、『東京人』編集長に就任し、都市出版(株)を設立、『外交フォーラム』などの編集もおこなう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ごへいもち さん

    今回は「大和」を書いた後に一介の日銀マンとして働くことを選択したことについて考えさせられた。小林秀雄・三島由紀夫といった錚々たる人々が「大和」を絶賛してわざわざ日銀に訪ねて来るほどの有名人となって他の行員のやっかみ?なども苦しかったのでは?監事にはなったけど正当に評価されなかったような

  • おらひらお さん

    2005年初版。やや読みにくいところもありましたが、吉田満の生きた時代の様子がよくわかる一冊でした。やはり戦艦大和の生き残りということでその文章の重みが違いますね。戦後は日銀につとめ、在任中に亡くなられています。

  • タイガー@津軽衆 さん

    通算83冊目。9月05冊目読了。浮気しまくりの9月もそろそろ終わりですね…親父から以前いただいたものです。吉田満著『戦艦大和ノ最期』の背景にあるものは何なのかということから、吉田満の人物に迫る本です。戦艦大和読んでなくても十分楽しめるというか、勉強になる本です。吉田満は日限に勤めている最中に『戦艦大和ノ最期』を書き、小林秀雄などに絶賛されたらしいんですが、最後まで作家としてではなく日銀マンとして生きたらしいです。また青森県にも2年間滞在して青森県内をくまなく回ったらしいです。ってことは深浦町にもきたのかな

  • 挙党協 さん

    煮え切らない、の一言。日銀内部の吉田評価にしても「時代」の中の吉田像にしても、いまひとつ説明が足らず読者として置いてけぼりを食った。一方でまた作家論としては、平板な社説調に粕谷の脱線した饒舌が広がるという具合であまりありがたくない。 東京高校時代の吉田のエピソードはそれなりに「吉田像」が変わって面白い。高校時代の吉田満は人の尾行が趣味だった! 全体、煮え切らないところが、抽象的な話をよくした吉田満という対象そのものを表しているとこじつけられなくもないが、私には評伝として失敗しているようにしか見えない。

  • tkm66 さん

    なんか「吉田満に乗っかってんなあ、オイ」って印象だった筈。<新書>って物のレベルがこの頃から怪しくなって来たのかなあ。確か速攻、売りましたね。

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人物・団体紹介

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粕谷一希

1930年東京生まれ。東京大学法学部卒業。1955年、中央公論社に入社、1967年より『中央公論』編集長を務める。1978年、中央公論社退社。評論家として文筆生活に入る。1986年、東京都文化振興会発行の季刊誌『東京人』創刊とともに、編集長に就任。他に『外交フォーラム』創刊など。1987年、都市出版

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