フランス7つの謎 文春新書

小田中直樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166604272
ISBN 10 : 4166604279
フォーマット
出版社
発行年月
2005年02月
日本
追加情報
:
18cm,197p

内容詳細

宗教の信仰を強調するシンボルを、公立学校内で着用することを禁じた法律でフランスは揺れた。なぜこのような法律ができたのか。ニュースを見ていて感じた疑問を、フランスの歴史・文化の理解へつなげる歴史学入門。

【著者紹介】
小田中直樹 : 1963年生まれ。東京大学大学院経済学研究科単位取得退学、博士(経済学、東京大学)。東京大学社会科学研究所助手などを経て、東北大学大学院経済学研究科教授。専攻はフランス社会経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • rokubrain さん

    仏日文化比較への入門。 フランス人の”心性”を知るのに面白く、ためになった。 謎解きという方法論がいいですね。 我々多くの日本人の常識で、フランス人たちのどこにギャップを感じるのか? 「不思議な」彼らの行動の背景には何か?があったのか、今から過去へ歴史を探っていく。 ロジックの歴史で積み上げきた文化の重さを感じます。 というと、息苦しく感じそうだが、実際はその反対。 事の軽重が全然違うんだろうな。 C'est La Vie

  • ミズグ さん

    読みやすいしわかりやすい。 頭のいい人の書いた文章って感じ。

  • さゆき さん

    読みやすい。同じ政教分離政策でも、「政治は宗教に干渉しない」日本と、「宗教は政治に干渉しない」フランスの違いが興味深かった。各項目で日本との比較や著者の経験を織り交ぜてあるので非常に分かりやすい。

  • うえ さん

    「1980年代の日本では…フランスよりも日本で有名な現代思想家が出現したりするとかいった、不思議にして興味深い事態が生じました」「対立に勝利したのはマルクスたちでした。1872年、協会はバクーニンたちを除名します。これ以後…社会主義運動では基本的に「社会主義社会でも、管理するものとされるものが存在する」という考え方が主流を占めました」「フランス革命の原因については様々な説がありますが、重要な原因の一つは財政難」

  • void さん

    【★★★☆☆】「政治は宗教に口を出さない」という日本と、「宗教は政治に〜」というフランス。宗教・スト・中央-地域、対米、階層社会エリート、「自由・平等・友愛」と植民地、など7つの謎を歴史に問いかけながら紐解く軽めの本。氏の本はやはり平易で、革命的サンディカリスム・労組・社会主義・個人主義などの違いもわかりやすく日常的な事柄だけでなく専門的な話で勉強になる記述も多い。欧州統合が国土の広い対米感情に基づくという部分は眼から鱗。読書案内も豊富なうえ、一般書らしい初学者への配慮がよくなされている。

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小田中直樹

東北大学教授。専門はフランス社会経済史、歴史補助諸科学(歴史理論、歴史学方法論、歴史教育論、史学史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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