シェークスピアは誰ですか? 計量文献学の世界 文春新書

村上征勝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166604067
ISBN 10 : 4166604066
フォーマット
出版社
発行年月
2004年10月
日本
追加情報
:
18cm,199p

内容詳細

プラトンの書簡や、「紅楼夢」「静かなドン」をめぐる疑惑、川端康成の文体の変化、パトリシア・ハースト誘拐事件から、「かい人21面相」に至るまで、「文章の指紋」を検証する計量分析の手法で様々な謎を暴く。

【著者紹介】
村上征勝 : 1945年、中国・南京生まれ。68年、北海道大学工学部卒業。73年、スタンフォード大学大学院統計学科修士課程修了。74年、北海道大学大学院工学研究科博士課程単位取得退学。スタンフォード大学客員研究員、統計数理研究所教授、総合研究大学院大学教授などを経て、2004年より同志社大学教授。統計数理研究所名誉教授。工学博士。専門は人文社会領域のデータ解析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    計量文献学といって、計量分析なので数学の一分野であるようです。そこで表題のようなことが出てくるのですが、1冊まるごとシェイクスピアということではありません。筆跡鑑定に代わる「文章の指紋」ということで文章の共通点などを見つけることなどで推定していきます。シュエイクスピア、プラトンの作品、マーク・トウェイン、静かなるドン、紅楼夢、聖書など、様々な作品やその作家についての推計学の一種だと感じました。

  • 猫丸 さん

    語彙分析から著者を同定するなど、統計を文学作品に適用する分野があることを知ってはいたが、2004年出版当時の状況として、案外原始的な手法にとどまっているのだなと感じた。その後の進捗は如何ほどであろうか。魅力ある学問であるから是非発展していただきたいと思う。源氏物語の著者問題に斬り込んだ安本美典氏の名前はおぼえておきたい。実に1957年の研究という。おそるべき先見性だ。こんな分野もあるのだから、文学部志望の学生だって数学を勉強しておくと世界が広がるのですよ。

  • 果実 さん

    きっかけはドラマ『ハードナッツ!』。シェークスピアのことだけではない。文系の私でも読みやすく、実際に計算してみたくなった。数学は工学的には面白そうなんだけどな。参考文献も多く、興味が湧いたので、忘れずにメモしておきたい。

  • Hepatica nobilis さん

    内容を捨象して、読点や助詞などに焦点を当てて数え処理して傾向をあぶりだす。ずっと前に「聖書の暗号」という本があったが、ああいうオカルトにならない。というかなれない。あっさりとした記述で物足りないが、まあまあおもしろいとは思う。

  • viola さん

    つまんない・・・。タイトルにつられて読んだら想像していたのと全然違う・・・・っていうのを置いておいても、何だか納得できない・・・。そもそもどういう人を対象にした本なのかが分からず、新書には向かない内容なのではないかと思います。色々取り上げすぎて一つ一つが短く、物足りないかなぁ。文学作品なら文学作品だけ取り上げるなりして欲しかったです〜。レビューもあんまり評判良くないようですね。

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村上征勝

統計数理研究所名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授、元同志社大学文化情報学部長。工学博士。専門は計量文献学、統計学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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