旧制高校物語 文春新書

秦郁彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166603558
ISBN 10 : 4166603558
フォーマット
出版社
発行年月
2003年12月
日本
追加情報
:
18cm,262p

内容詳細

制度がなくなってから半世紀。本書は、各校ごとの校風の違い、創設時の事情、軍事教練や左翼運動を巡る事件、変わった卒業生などについて詳細に調べ、旧制高校の実態を鮮やかに復元した異色の歴史ノンフィクション。

【著者紹介】
秦郁彦 : 1932年、山口県生まれ。東京大学法学部卒業後、大蔵省に入る。財政史室長で退任、プリンストン大学客員教授、拓殖大学、千葉大学、日本大学教授を歴任。1993年に菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 佐島楓 さん

    近代文学を読むうえで、旧制高校の仕組みがよくわかっていないのはいかんなぁと思って読んでみた。システムもエピソードもわかりやすく、読み物としても面白かった。戦後直後、わずかな時期に女性にも門戸が開かれていたということに驚き、双方いろいろと大変だったろうなと思った。

  • gtn さん

    私も高校時代、寮生だったので、愛校精神には共感する。特に校歌。中でも、大阪高等学校の「嗚呼黎明は近づけり」にシンパシーを覚える。本書は触れていないが、在学生が作詞したものと想像する。他の者にこんな気概を詞にすることは無理。

  • ひよピパパ さん

    旧制高校にまつわるデータ、エピソードが豊富。難易度や進学率はもちろんのこと、各学校や文人たちの意外な事実を知ることができた(一高と五高が深い関わりがある、芥川は無試験で東大に入った等)。第4章が「三十八校の風土記」ということで、全国の旧制高校の特色が簡潔にまとめられており、興味深かった。ただ、もう少し学制の移り変わりについて教えてもらいたかった。大学と旧制高校そして旧制中学はどう違うのか、どういう教育課程なのか等、本書から回答は得にくかった。学制について明解に知りうる好著をどなたかご紹介くだされ。

  • Hiroki Nishizumi さん

    旧制高校生になれた人は幸せだったろうな。まさに大日本帝国の贅沢品だな。

  • おらひらお さん

    2003年初版。ご老人に喜ばれそうな一冊。若者には新鮮な一冊でした。

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人物・団体紹介

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秦郁彦

1932年(昭和7年)山口県生まれ。現代史家(日本近現代史・軍事史)。1956年東京大学法学部卒業。同年大蔵省入省後、ハーバード大学、コロンビア大学留学、防衛研修所教官、大蔵省財政史室室長、プリンストン大学客員教授、拓殖大学教授、千葉大学教授、日本大学教授を歴任。法学博士。1993年度の菊池寛賞を受

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