閨閥の日本史 文春新書

中嶋繁雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166603015
ISBN 10 : 4166603019
フォーマット
出版社
発行年月
2003年02月
日本
追加情報
:
18cm,203p

内容詳細

天皇家を頂点として複雑にはりめぐらされた血のネットワーク「閨閥」。閨閥作りに失敗した秀吉、成功した家康、前田百万石はなぜ続いたのかなど、日本史を裏から動かしてきた、その不思議な力の源泉を探る。

【著者紹介】
中嶋繁雄 : 昭和4年福井市生まれ。福井保護観察所(法務省)につとめたあと、福井新聞記者、『歴史読本』編集長をへて歴史ノンフィクション執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • キムチ27 さん

    ちっぽけ(GNPを誇ったりするけど)島国の独りよがり・・みたいな事実を殆ど無感情に淡々と綴る 一味違う切り口の歴史もの。刃物を使いつつも、地下水脈で頭を捻っていたんか・・とある意味の感慨。完璧、圏外に生息するモノのごまの歯ぎしりと云えなくもないけれど。皇室が凄いのは当然だが、そこへ連なる家来を奇数限定し、更に明治時代の西園寺が決めた公候伯子男。人が決めた骨組に、人が振り回され(特に女!)人が好んでしがみつく。そこへ己の人生を組み込ませ、血脈だけでなく義理(養子など)で形作って行く・・ふ〜んという感想。

  • にゃん吉 さん

    閨閥から日本史を見直すという趣旨で、時代順ではなくランダムに、歴史上に現れた名家の系譜が叙述されています。武家、貴族に、近代以降は、華族、政治家に実業家と、それなりに広く、色々な家が取り上げられていて、さっと読める読み物という体裁で、面白く読めました。貴族→武家→藩閥政治家や実業家と権勢が移り変われば変わったなりに、閨閥があるというのは、興味深くありました。 

  • 玉野ゆうき さん

     越前騒動の松平忠直が洗礼していたらしいと云う話など、1つ1つの話は面白かったです。が、”閥”に成って無い(単なる姻戚関係な)話が多い。書籍タイトルで期待したモノは得られなかった。 

  • 山下 賀久 さん

    日本史好きな内科医が貸してくださった本です。恥ずかしながら閨閥といういい方を初めて知りました。妻の姻戚関係にある勢力を中心に結んだ仲間、という意味だそうです。秀吉は娘がなく、姻戚関係を多く持つことができなかったため、広く深く影響力を持つことができなかったが、家康は多くの娘や養女を主要な家に嫁がせるの上手だったから長く政権を維持することができた、などの話が出てきます。取り上げられている人物の時代があちこちに飛んでしまったり、飛躍が大きくて少し読むのが大変でしたが、こんな切り口もあるのかと勉強にはなりました。

  • 結城あすか さん

    閨閥とか言うから、どこぞのロスチャイルド家みたいにあちこちに閨閥の根が張り巡らされていて、それらの組織によって日本の歴史は裏からこのように操られてきた……とかいうことを書いてる本かと思ったら、そんな高度な内容は何も無く、単に偶然的な縁戚関係の薀蓄を語ってるだけだから、何を言いたいのかわからない本だにょ。

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中嶋繁雄

1929年、福井市生まれ。福井保護観察所(法務省)につとめた後、『福井新聞』記者、『歴史読本』編集長を経て、歴史ノンフィクション作家に。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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