中国の隠者 文春新書

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166601592
ISBN 10 : 4166601598
フォーマット
出版社
発行年月
2001年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,238p

内容詳細

老荘から「帰去来の辞」で著名な陶淵明、清代の袁枚まで、奇行と風狂を尽くした16人の隠者の生涯から見えてくる自由な精神世界。

【著者紹介】
井波律子著 : 1944年富山県生まれ。66年京都大学文学部卒業。72年同大学院博士課程修了。95年4月から国際日本文化研究センター教授。中国文学専攻。著書に『酒池肉林』(講談社現代新書)、『中国のグロテスク・リアリズム』(中公文庫)、『中国文章家列伝』(岩波新書)、『中国幻想ものがたり』(大修館書店)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 新地学@児童書病発動中 さん

    権力を得ることよりも自分の資質に忠実に生きようとした人物たちを紹介する新書。隠者たちの生き方も面白いが、それ以上に覇者が次々と変わる中国の歴史に興味を感じた。南北朝時代や五代十国の時代には多くの国が建てられるので、読んでいて頭が混乱しそうになる。このような混乱した社会では、自分をしっかり保っていないと生きにくいだろう。文学や絵画など隠者たちは自分が長じた分野を持っており、それを核にして生きた。明末の徐霞客の生き方が面白い。彼は混乱した社会に背を向け、中国各地を走破して旅行記『徐霞客遊記』を残した。

  • Tonex さん

    この本で紹介される隠者は、単なる世捨て人ではなく、「烈々たる気迫をこめて、不本意な現実を否認し、自ら隠遁という生存様式を選び取った人」ばかり。著者によれば、古代・中世の隠者は「自然・田園型」の悠々自適派が多かったが、時代が下るにつれ、市井に生きる「都市型」に移行したという。近世の都市型隠者は、売文・売画などで生計を立てるケースが多かった。清代中期の袁枚(えんばい)は貧しい生まれながら科挙に合格して一旦は官僚社会に身をおくが30代でさっさと引退してベストセラー作家になり豪奢な邸宅で贅沢な生活を送った。

  • 崩紫サロメ さん

    井波先生が亡くなられて、今も悲しくてたまらないけど、とりあえず再読。ここで取り上げられている「隠者」の多くが時代の転換期に行き、外圧に屈することを潔しとせず、自ら進んで現実の舞台から降りて隠遁生活に入っている。「意気軒昂として現実社会から下り、強靱な反発精神を持続させながら、逸脱の人生を送る彼ら」、そういう人々を「隠者」と定義し直しているあたり面白いな……。

  • 蛭子戎 さん

    中国において古代から俗世間の権力から逃れ隠遁する文化人は絶えなかった。本著は古代から近代にかけて16章でそれらの人物を紹介していく。深く内容を掘り下げるというよりはウィキペディアをひたすら読んでる感じ。興味が湧いた何人かはメモって彼ら個別に書かれた本に当たる予定。そんなふうにガイドブックとして使うと便利だろう。

  • 鴨の入れ首 さん

    2001年刊。図書館本です。神話時代から清代まで「隠者」をキーワードにした中国史解説書です。中国史の大まかな流れを知っていることが前提ですが、それでも権力に抗して苛烈に隠逸人生を送る隠者達の、ある意味壮絶な生きざまに嘆息しました。読んでて勉強になりましたし、非常に興味深かったです。

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