スーツの神話 文春新書

中野香織

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166600960
ISBN 10 : 4166600966
フォーマット
出版社
発行年月
2000年03月
日本
追加情報
:
236p;17

内容詳細

今や、世界の男たちの「制服」となりつつあるスーツ。そこにはどんな歴史が、神話が、秘められているのか。スリリングなスーツ論。

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読書メーターレビュー

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  • カキ@persicape さん

    良書。男の日常に君臨する戦闘服スーツ。その姿形が成立する背景にはどのような歴史がありどんな人の手で何の文化が広まりどのように変わっていって今日があるのか?読みやすい文体と面白い小話で飽きずに歴史が追える。昔は何と下品な‼︎と上流階級から揶揄されていたスタイルから発祥した細工が今日まで根強く痕跡を残していたりするのだ。単にスーツを愛する方以外にも、古き良きイギリスを舞台にした作品好きにも勧めます。特に映画好きには作品で使われた服飾を見る目が変わる気がするのでオススメ。

  • noémi さん

    中野さんの考察は、女性で実際ファッションを楽しんでいるためか、読んでいても格段に説得力がある。特にブランメルのダンディズム考には瞠目させられた。彼はやっぱりイギリスの社交界においてはキワモノだったのである。宮廷によくいた道化とか小人と一緒。お上品な方々ばかりだと退屈で、ときどきピリッとパンチのきいた刺激がほしくなる。なるほどね。ブルジョアに対抗するためにダンディムが生まれたというのは理屈にあわない。それなら、身分が平民に限りなく近い、エスクワイアであるブランメルをどう理解してよいかわからなくなるからだ。

  • wasabi さん

    「メンズファッションは刻々と変わりながらも、その変化には連続性があり、現在の服には、かつて王者であった服に対するオマージュ(敬意のしるし)が残されているのである」「伝統に敬意を払うのはおそらく最低限の条件である。その上で、さらにオリジナルで新しい解釈が加えられているかどうか。伝統+オリジナリティ、これがセットになって、初めて次世代へと生きながらえる可能性のある力強い服となる」。自分が着る着ないに関わらず、ファッションっておもしれーとなる良書。上記の引用した文章なんてそのまま映画や音楽にも当てはまる。

  • Humbaba さん

    スーツは150年以上,大きく変わること無く続いている男性用の正装である.細かく見ていけば変遷もあるものの,その変遷は昔の服飾にあったほど大きなものではない.それだけスーツというものは完成されたものであったというように考えることもできる.

  • takao さん

    スーツの歴史に興味ある人にはいいかもしれないが、あまりおもしろくない。

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