電脳社会の日本語 文春新書

加藤弘一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166600946
ISBN 10 : 416660094X
フォーマット
出版社
発行年月
2000年03月
日本
追加情報
:
246p;17

内容詳細

米国コンピュータ業界にとって、日中韓の漢字文化は非関税障壁以外の何物でもなかったのだ。

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Masakiya さん

    文字とは、ある情報(コンテンツ)を紙などのメディアに記録するためのモノであり、文字コードとはこれをコンピュータで処理、保存するための登録簿であり、手段である。はずなのだが、文字にとって紙に印字することがオプションになる時代、文字コードこそが主役になり、本来の文字の役割を担う・・・。そんな混乱さえ引き起こす読後感であった。携帯やSNSで音声言語でではなく文字が(顔文字も含め)コミュニケーションの手段となる時代、言語処理への興味はつきない。本書の発行は2000年であるので、それ以降現在までの情報が欲しいところ

  • boya さん

    日本の文字コード規格の歴史は苦難に包まれていた。いまやユニコードに趨勢のある昨今だが、そこにはかつて米企業の利得もからんだユニコーダーの暗躍があった。モールス信号やジャカード織機の発明から文字の符号化へつながる話がおもしろい。いまでは遺産となってしまった文字コードの系譜を技術的な側面から振り返ることができ、終始丹念な印象の本だ。当用漢字表をはじめとした国語行政の歴史的経緯や、本題である文字コードにかんする予備知識は必要だが、よく構成されているうえ図版にも工夫があり、筆者と編集者の仕事ぶりは出色だ。

  • hibimoriSitaro さん

    一読して力作の労作とわかる。再読ならなおさら。あまり売れなかったそうだが――それが不思議だ――文字化けにむかついたことのある人はみな読むとよい。第6章の「現在」が10年も前なので現在の「現在」を知りたいところだけれども,もう少し時間が経って百鬼夜行の世界が落ちつかないと取材もままならないのかもしれないなあ。

  • 暇さえあれば さん

    コンピューター普及の裏側に、漢字の形などの攻防があったなんて。

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人物・団体紹介

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加藤弘一

1959年名古屋工業大学機械工学科卒。同年ゼネラル石油株式会社に入社。同社を1996年に定年退職。1997年にゼネラル石油を定年退職し、石炭ビジネスのコンサルタント活動のため「有限会社オフィス加藤」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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