韓国人の歴史観 文春新書

黒田勝弘

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166600229
ISBN 10 : 4166600222
フォーマット
出版社
発行年月
1999年01月
日本
追加情報
:
18cm,230p

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読書メーターレビュー

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  • 獺祭魚の食客@鯨鯢 さん

    家族ぐるみで韓国好きで、二回ほど旅行しました。現地の皆さんはとても人情味が篤く、道を聞くと現地までついて来てくれます。同じ先祖を持つ同志としてリスペクトできる気持ちが湧いてきます。東アジアの「文明の十字路」として苛烈な辛酸を嘗めてきたので仕方ないかもしれませんが、国家としての言動は、とてもリスペクトできるようになれません。事大主義的な行動が世界の中でもおかしいと思われていることを意識した方がよいと思います。

  • Hepatica nobilis さん

    時事関連本はいくら読んでもきりがないと感じることも多いが、これは少し古いがよくできた好著。産経新聞ソウル支局長を長年務めて韓国事情に詳しい著者が「あちら」側の理解も示しながらも、「反日」は彼らの道徳的優位を確認するのに格好の材料だから、あちらのマスコミも煽るのだと言う。「光復五十周年」記念でのかの国の反日ぶりは滑稽なほど。しかし著者の目は日本人自身の贖罪史観にも目を向ける。終章の『「日韓問題」は存在しない』は秀逸。これだけでも読む価値がある。

  • Naota_t さん

    ★3.4/「「過去」を素材に日本を非難、糾弾することは、コンプレックスに苛まれている韓国人の心理を瞬間的にも和らげてくれるある種の精神安定剤」(p14)で「韓国の反日感情、半日情緒は、日本支配への「協力」と日本人化という通説な事実のために」(p52-53)強化されてきた。風水説の杭の話は苦笑。旭日旗に過敏に反応する理由も理解できる。中国やロシアには弱腰だが、一度謝ってしまった日本には強気な韓国。現在の韓国は電機でも日本を凌ぎ、リベラルな考えの若者も増えていると聞く。戦略的静観を続ける日本も奏功してきたか。

  • ハヤシマ さん

    昔、黒田さんの韓国紹介の軽い読み物にふれ、厄介だけれども憎めない隣国への愛情を感じ取ったことがある。しかし、最近の論調は「ちょっといい加減にしなさい!」とたしなめるように変化してきた。この本を読むとその訳がよくわかる。思い返せば昭和の頃って、私も周囲も韓国の名前は知っていても、何をしているのかどこにあるのかさえも知らないし全く興味がなかった。その頃も反日攻撃はあったのだろうが、無視を決め込んでいた。今では、日本もいちいち反応してくれるので、反日活動によけいにやりがいを感じているのではないかとさえ思う。

  • まままま さん

    韓国ウォッチャーの日本人による独自の考察の羅列で、具体の韓国人の歴史観は記述されていません。せめて考察について実際に韓国人と議論してみた結果の記述があればよいのですが。日本統治の終了後、韓国人はアイデンティティを作り上げなければならなかったという記述にはなるほどと思いました。

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人物・団体紹介

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黒田勝弘

1941年、大阪市生まれ。産経新聞ソウル駐在客員論説委員、神田外語大学客員教授。京都大学経済学部を卒業後、共同通信社に入社。韓国・延世大学への留学などを経て、共同通信ソウル支局長に。89〜2011年、産経新聞ソウル支局長兼論説委員。1992年、ボーン・上田記念国際記者賞、2005年には菊池寛賞および

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