青の時間

薄井ゆうじ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166400607
ISBN 10 : 4166400606
フォーマット
出版社
発行年月
1995年12月
日本
追加情報
:
293p;20

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • スリーピージーン さん

    この作家の本は3冊目で初めて長編を読んだ。おもしろかったけど、悲しい話でした。登場人物は少ないが、人間関係がなにがなんだかわからなくなりそう。すべての色は自分以外の色を吸収して自分自身の色だけをはね返す。それが哀しいという感性はなんだかわかる気がする。

  • florine さん

    ラジオドラマを聴いて、昆虫学者のファーブルが言ったという「タイム・ブルー」という言葉を確認したくなり、原作を読んでみた。冬のカブトムシや水車を絡め、青の時間というモチーフを上手くまとめてあると思う。来たるべき目覚めのために用意された烈しい時間…なるほどね。ブルーの大掛かりなマジックの種明かしはむろん出来ないにしても、多重人格や恋愛関係にもう少しリアリティが欲しかった。

  • kinshirinshi さん

    どんな小説にもある程度、話のオチというか着地点というか、読者が心理的に納得する結末がある(どんでん返しや叙述トリックなどの意外な結末も含めて)はずだが、薄井ゆうじさんの小説にそれを期待してはいけないのだなとつくづく思う。ノスタルジックな冒頭からぐいぐい引き込まれ、孤高のマジシャン・ブルーをめぐる謎や、「青」のメタファーに心を動かされながら読み進めたが、その高揚感が行き場をなくして終わったようなドライな読後感だった。悪くはないのだけれど。

  • ルナ さん

    ついてけなかった。

  • へのへの さん

    「青く見える物体は、青以外のすべての色を吸収するという。だが青い光線だけは吸収できないために、青を反射させ、透過させ、その物体を青く見せる─」(p.290)「デリケート 安息 栄光 夏 開放感 気持ちよい 公平 広大 失望 寂しさ 信頼 清潔 精神 誠実 男性的 知性 忠実 悲しみ 不安 平和 眠り 夢 憂鬱 落ち着き 涼しさ 冷たい 冷酷」(青色のイメージ効果と意味 - 色カラー http://iro-color.com/episode/about-color/blue.html 2016/08/10)

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人物・団体紹介

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薄井ゆうじ

1949年、茨城県生まれ。イラストレーター、広告プロダクション経営を経て、作家に。1988年「残像少年」で第51回小説現代新人賞受賞。1994年『樹の上の草魚』で第15回吉川英治文学新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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