松本清張全集 30

松本清張

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784165093008
ISBN 10 : 4165093009
フォーマット
出版社
発行年月
1978年04月
日本
追加情報
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20cm,532p

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読書メーターレビュー

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  • しんすけ さん

    1940年代後半に発生した事件を集め松本清張が推理を行ったものである。取り上げられた事件の真犯人は今日でも判っていない。 GHQは当初、天皇制解体と大東亜戦争協力者の追放を目的としていた。しかし中国での社会主義革命成功が、それを許さなくなった。しかし表向きに方向転換できないGHQ(特にG2)は、戦争体制を醸成する動きを密かに開始していた。その障害となったのが日本の共産主義者たちだった。彼らを追い落とすために仕組まれたのが、これらの事件だったと清張は解釈するのだ。

  • ナハチガル さん

    どうも松本清張は肌に合わない。いわゆる推理小説が合わないのかもしれない。膨大な情報や証言や証拠を何度も提示しつつ、さまざまな角度から検討しながら細かく細かく推理していくというスタイルがまどろっこしくてしょうがない。しかし、このテーマを扱った類書でめぼしいものが他にないので、なんどもなんどもあきらめようと思いながらも、がんばってがんばって読み通した。勉強にはなったけど、楽しめたとはいいがたい。でも『昭和史発掘』も読むつもり。どないやねん。A。

  • 冬薔薇 さん

    下山事件と木星号事件を読み終わって、清張探偵の推察は面白いが、さすがに字が小さ過ぎてここまででギブアップ。

  • Miho Haruke さん

    突如やってきた「下山事件」ブーム。というと不謹慎だが、集中して読んだ。『日本の黒い霧』を振り出しに『謀殺 下山事件』『葬られた夏』『下山事件(シモヤマ・ケース)』『下山事件 最後の証言』『夢追い人よ』と「他殺」説にたった書き物を立て続けに読んだ。『日本の黒い霧』はさすがに小説として読んで面白く、歯切れいい。松本清張の本を面白いと思って読む日がくるとは、年はとるものだ。

  • うさえ さん

    清張全集第30巻。米軍占領下の日本で実際に起こった怪事件の数々について、それぞれに関わる膨大な資料を読み解き、背景にあるものを追及したドキュメンタリー。下手な推理小説より、断然読み応えあり。政治の私物化が異常なほどあからさまに行われ、しかもその事実に多くの人たちが無関心(もしくは敢えて目を背けた状態)でいられる「日本」という国の現在を考えるにあたり、たいへん参考になる。ただ、読了後、闇の深さ(かつ、権力者の顔こそ異なれ、闇自体は半世紀以上も連綿と受け継がれているという事実)にかなり落ち込む。

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人物・団体紹介

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松本清張

1909‐1992。福岡県小倉市(現・北九州市小倉北区)生れ。給仕、印刷工など種々の職を経て朝日新聞西部本社に入社。41歳で懸賞小説に応募、入選した『西郷札』が直木賞候補となり、1953(昭和28)年、『或る「小倉日記」伝』で芥川賞受賞。’58年の『点と線』は推理小説界に“社会派”の新風を生む。生涯

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