松本清張全集 20

松本清張

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784165092001
ISBN 10 : 4165092002
フォーマット
出版社
発行年月
1978年04月
日本
追加情報
:
20cm,453p

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • キムチ さん

    余りの面白さで、読み耽ってしまった。まさに清張したというか。 昭和30年代教育界だろうか。教科書採択問題は堅固な砦に囲まれており、よくぞここまでと感嘆する気持ち。決めつけてはいけないが胡散臭い「教授」という職業、「監修」リベート問題、中央と地方回り現場、男女の社会的位置関係・・随所に「落差」をにおわせる手法に酔わせられる。 点のうごめきがラストに向かい収斂して、不可測のもとに同芯円になってラストになだれ込む。無駄もそう感じさせないほどに計算された展開。 昭和の空気が殺人なき小説の完成度を高めている。

  • TAKAMURA さん

     読みながら、自分はどちら側の人間なのか、そしてどちら側になりたい自分なのかを思いながら読み進めた。

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人物・団体紹介

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松本清張

1909年生まれ。福岡県企救郡板櫃村(現・北九州市小倉北区)出身。1953年「或る『小倉日記』伝」で第28回芥川賞を受賞。1956年、朝日新聞社広告部を退職し、作家生活に入る。1967年吉川英治文学賞、1970年菊池寛賞、1990年朝日賞受賞。1992年逝去。北九州市に「松本清張記念館」がある(本デ

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