グレゴリー・ケズナジャット

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トラジェクトリー

グレゴリー・ケズナジャット

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163920122
ISBN 10 : 4163920129
フォーマット
出版社
発行年月
2025年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

第173回芥川賞候補作
留学した日本に、そのまま英会話教師として残ったブランドン。
熟年の男性生徒・カワムラと一緒にアポロ11号の月面着陸計画の記録を読み続けるうち、不思議な心の交流が生まれていく。
日本に逃げたアメリカ人と、かつてアメリカに憧れた日本人。
2人の人生の軌道<トラジェクトリー>がすれ違う時、何かが起きる――
アメリカ出身の作家が端正な日本語で描く、新世代の「越境文学」
ニューオーリンズにフォークナーと小泉八雲の残影を見る珠玉の短編「汽水」併録



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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    第173回芥川賞候補作第二弾(2/4)、グレゴリー・ケズナジャット、2作目です。少し軌道(トラジェクトリー)のずれた二人の群像劇、芥川賞受賞の軌道からは、少し離れた感じでした。候補作にて表題作よりも「汽水」がオススメです。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163920122

  • たま さん

    「トラジェクトリー」英語学校で教えるブランドンの視点、このブランドンが何とも覇気がなく、経営者のダイスケも生徒のカワムラさんも魅力がなく、戸惑いながら読んだ。100頁ほどですぐ読めたから最後まで読んだが、最後まで読むと、カワムラさんの書いた作文が妙に心に残り、この嫌味な退職者の内面に触れた思いで心がざわざわした。「汽水」は日本の大学に「ネイティブスピーカー」として雇われているアメリカ人がニューオーリンズの会議に行く話。そこで逢った同じ境遇のアイルランド人の言う、小さいハーンの話が可笑しかった。⇒

  • ケンイチミズバ さん

    講師の契約更新を悩みながら棚上げしている。ここが自分の居場所なのだろうか。生徒の男はリタイヤし行き場のないまま、目的なく通い続ける中高年。アメリカ人英会話スクール講師と男とも漂う者同士だ。そして認めたくない。男はしかし、結論を出す。もう来ない。ここじゃないと。スクールのコンセプトはグローバルな意識を持つ学生やサラリーマンや子供をグローバルな人材にと考える親がターゲットだった。地方都市でそれはかなわず、スクール自体がモラトリアムだ。著者お得意のこの寂寥感の描き方がうまいがそろそろ違うジャンルに期待したい。

  • こなな さん

    アメリカから英会話教師として日本で就職したブランドンは夕方の人通りで特有の寂寥を感じる。そして自分だけのもので、勝手に入られないスペースがあると落ち着くことを知る 。自分の居場所がないことを感じているのだと思う。ブランドンは街から出たことは一度もないドメスティックな人間とされている熟年の生徒カワムラとアポロ11号の月面着陸計画の記録を教材にレッスンをする。2人の正反対な人生の軌道が交合う。併録されている短編に日本に帰化し小泉八雲となったパトリック・ラフカディオ・ハーンの残影。汽水というタイトルが秀逸。

  • えんちゃん さん

    こちらも文學界6月号にて。芥川賞候補作品。こちらはさくさく読める。アメリカから名古屋に来た青年の日々の物語。母国に居心地の悪さを感じ日本にきた英会話教師・ブライトンと、日本メーカーを退職しアポロ計画が憧れだったおじさん生徒・カワムラ。ふたりの米国に対するズレ。もちろん埋まらない。そういうところに面白みを感じた。言語とは。母国とは。アイデンティティとは。淡々と語られる文章の中に著者のトラジェクトリー・軌跡を思う。

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