世襲と経営 サントリー・佐治信忠の信念

文藝春秋編集部

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163916217
ISBN 10 : 4163916210
フォーマット
出版社
発行年月
2022年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
泉秀一 ,  
追加情報
:
288p;20

内容詳細

世界で3兆円に迫る売上高を誇る巨大企業、サントリーは、同時に日本最大の非上場企業、ファミリー企業でもある。2014年、米ビーム社を買収し、文字通りグローバル企業となったサントリーにとって、経営の世襲はプラスか、マイナスか。2001年からグループを率いる総帥、佐治信忠はマスコミにほとんど登場しないことから、日本一ミステリアスな経営者と呼ばれてきた。その佐治が、今回初めて、信念のすべてを語った。

目次 : 第1章 日本一、運の良い会社/ 第2章 偉大な父の背中/ 第3章 卒業論文に記した夢/ 第4章 商人と学者の血/ 第5章 新浪社長誕生の裏側/ 第6章 非上場企業の光と影/ 第7章 サントリーを継ぐ男/ 第8章 佐治信忠の経営論

【著者紹介】
泉秀一 : 1990年生まれ。福岡県出身。2013年、関西大学社会学部卒業後、ダイヤモンド社入社。週刊ダイヤモンド編集部を経て、2017年にNewsPicksへ。NewsPicksではアパレル、小売、自動車業界を中心に取材。2022年7月より編集長に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • templecity さん

    サントリー社長に新浪が就任したことは、世襲が続いていたサントリーとして、ある意味転換期。昔は黙っていてもウィスキーが売れたが、近年はビールが主流となったが、後発のサントリーは中々利益が出なかった。海外投資なども行ったが成功は難しい。そういう意味で新浪には期待が集まる。今でも非上場だが、文化活動が難しいという問題もある。ビール事業が45年間も赤字だが、新しい味での風穴を開けるという意味もあり黒字迄続けていた。医薬品にも参入したが失敗している。

  • Kei さん

    * 伸びている時にマーケティング費用を使って、伸ばさないと大きなブランドには育たない。 * 伸びているうちはとにかく続ける。そこそこで満足せず、行けるところまでいく。 * 50億円なんて小粒すぎる。勝負するなら小さくやったらあかん。もっと大きい案件を探してきなさい。

  • Chibikonen さん

    Audibleで。サントリーのファミリーヒストリーを聴けて良かったなと思います。鳥井家と佐治家の知られざる関係は初耳でした。ウイスキーに始まり、その後の改革のために薄利多売のビール産業にも参入。ウイスキーが売れなくて苦しい時代があったんですね。試行錯誤が続くビール開発の際、嘘を付かないことで定評のある料理屋の女将さんが、唯一太鼓判を押したのは「サントリー・プレミアムモルツ(プレモル〜)」。美味しいよねぇ。また、夢を持って生きることの大切さを説く。やりたいことをやり遂げる。「ほな、やってみなはれ〜。」

  • 087115 さん

    実は再読。 読み応えのある経営論。サントリーの独自性が際立つ。

  • はまゆう さん

    『やってみなはれ みとくんなはれ』『琥珀の夢』では、今の今の社長が就任前のサントリーの成り立ち等の歴史や会社史がわかる本だが、『世襲と経営』では取材を通して、サントリー自体の最近の変遷、ビーム社買収の意思決定の裏側を知ることができる。 硬い題名の割に比較的読みやすい。

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