決戦!株主総会 ドキュメントLIXIL死闘の8カ月

秋場大輔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163915524
ISBN 10 : 4163915524
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
350p;20

内容詳細

コーポレートガバナンスとは何か?会社とは誰のものか?辞任させられたCEOが挑んだ勝ち目の薄い戦いは、類例を見ない大逆転劇を生んだ。ドラマよりドラマティックな企業ノンフィクションの新たな傑作!

目次 : 霹靂/ 齟齬/ 真相/ 波紋/ 決断/ 蜜月/ 反骨/ 仰天/ 秘密/ 共闘/ 布告/ 集結/ 正義/ 援軍/ 混沌/ 深謀/ 激突/ 敗北/ 不屈/ 奇跡

【著者紹介】
秋場大輔 : 1966年、東京生まれ。日本経済新聞社で電機、電力、商社、ゼネコン、銀行、証券など各界を取材。編集委員、日経ビジネス副編集長などを経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom さん

    当時も大変話題になったLIXIL事件の詳細なルポ。瀬戸欣哉氏側を正義とした立場で書かれており、一方的な妄信には慎重でありたい。指名委員会等設置会社でさえこんな事件が起こる事実を前に、コーポレートガバナンスとは一体何なんだという気持ちになる。私はそもそも、ガバナンスの考え方の前提となっている「株価は市場の評価」という原則、機関投資家という存在、名ばかり社外取締役の現状等に強い懐疑を抱いている。本書のテーマはコーポレートガバナンスだと言うが、そのテーマ自身が持つ欺瞞性が現実化したのがこの事件ではなかったのか。

  • きみたけ さん

    ノンフィクションながらドラマのような展開でとても面白かったし、取締役会の仕組みや社外取締役の役割、コーポレートガバナンスのあり方など大変勉強になりました。著者は元日経ビジネス副編集長の秋葉大輔氏。不当に辞任させられたLIXILのCEOが挑んだ勝ち目の薄い戦いの一部始終を追ったドキュメント。先日読んだ「関西スーパー争奪戦」と同様、株主総会の攻防や企業のいざこざ系のルポは面白いですね。

  • kakoboo さん

    色々と衝撃ばかりな内容です。ニュースで知っていた内容は当然にかい摘んだものであって、本書は内容が濃過ぎます。これが現実にあったなんて面白いといえば面白い一方、当事者や従業員からしたらたまったもんじゃないと思います。。。 著者の取材力、詳細な記載は臨場感あふれるものがあり一貫して高いテンションで読み切る事ができました。ガバナンスや企業経営に興味がある人は必読です。 一方リクシルブックス(廃刊)・銀座ギャラリー(閉館)と文化活動はなかなか厳しいですね、、、資本主義と文化の両立は難しいと感じる次第です。

  • 原玉幸子 さん

    正しく事実は小説より奇なりの、迫真の勧善懲悪ドキュメンタリーエンターテインメントでした。株主総会決議で会社提案の取締役が選ばれ、彼等が執行を担う事態も有り得た訳で、その場合に主人公や主人公に賛同した従業員はどうなっていたことやら。分かり易さの為か、対立構図による勧善懲悪を極端に描写しているところも感じます。が、それより何より、人間ってこうも私利私欲と権力好きなものなんでしょうかねぇ。政治家にも色々腹を立てて来ましたが、他の評伝でも然りこうした経済人にもがっかりです。決戦第二幕もありや。(◎2022年・秋)

  • 紫の木 さん

    ビジネス書!なのに手に汗握る展開、裏切り、友情、逆転に次ぐ逆転。しかも、実際の出来事なのだから堪らない。半沢直樹バリの面白さは担保。内容はビジネスパーソンならご存知の、リクシルのオーナーによる実力派CEO の有名な解任劇。自身もニュースでこの戦いをリアルタイムで見ていたが、実際に起きていた事は更に胸アツ。やはり持つべきは強い意思と友達だ。瀬戸CEO は本当に友人に恵まれているが、それもご本人の人間力や魅力があってこそのものだろう。また、ラスボスであるオーナーの悪役ぶりも本書を十分に引き立てる。

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