孤剣の涯て

木下昌輝

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163915364
ISBN 10 : 4163915362
フォーマット
出版社
発行年月
2022年05月
日本
追加情報
:
326p;20

内容詳細

戦の時代がもうすぐ終わる。かつて戦場を駆けた武蔵は、自らの役割が終わったことを認めざるを得なかった。弟子たちは逐電し、道場の存続が危ぶまれるほど借金もかさんでいる。そのような境遇の中、さる大名に形ばかりの免許皆伝の免状を出し、その見返りとして借金の肩代わりをしてもらう話がまとまりかけたが―そのとき武蔵の元に「五霊鬼の呪い」の探索の依頼が舞い込む。この呪いをかけられた者は二年以内に死ぬと言われているが、大御所・徳川家康が「呪い」の標的になったというのだ。家康に呪いをかけた者(=呪詛者)を生け捕りにするのが武蔵の役割だという。世を捨てると決めていた武蔵は、依頼を固辞する。しかし、武蔵の唯一のそして最大の理解者である弟子・佐野久遠が呪詛者に殺されたかもしれないとわかり、事態は一変。呪詛者を探しだすことは、弟子の仇を討つことに繋がる。武蔵は自身の中に再び生への衝動が湧き上がるのを感じ、呪詛者探索へと旅立つ。

【著者紹介】
木下昌輝 : 1974年奈良県生まれ。近畿大学理工学部建築学科卒。2012年「宇喜多の捨て嫁」で第九二回オール讀物新人賞を受賞。14年『宇喜多の捨て嫁』を刊行。同作は15年に第一五二回直木賞候補作となり、第四回歴史時代作家クラブ賞新人賞、第九回舟橋聖一文学賞、第二回高校生直木賞、第三三回咲くやこの花賞を受賞した。19年『天下一の軽口男』で第七回大阪ほんま本大賞、『絵金、闇を塗る』で第七回野村胡堂文学賞、20年『まむし三代記』で第九回日本歴史時代作家協会賞作品賞、第二六回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    木下 昌輝は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。宮本武蔵が主人公で、大坂の陣の時代の伝奇浪漫、著者の最高傑作という帯の触れ込みもあり、期待して読んだのですが・・・ いずれにしても本作で直木賞受賞はないと思います。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163915364

  • みっちゃん さん

    生首を呪いの道具にするというおどろおどしい始まり。これはてっきりホラーでしょ、と思えばこれって家康に呪いをかけた犯人は誰だ⁉️っていうミステリーなんだね。その探偵役は何と、剣豪宮本武蔵。次々と現れる「容疑者」が大物揃い、明らかになるラスボスは全くの想定外で驚いた!ただ本作品はあの宇喜多シリーズの後日談であり、前作出てきた「傾奇」のその後でもあったり盛り沢山すぎて、同じく大阪夏の陣を扱った『幸村を討て』には個人的な感想ではあるけど及ばないかな、と。ただ家康のとことん冷酷な処は今村先生と評価が同じで興味深い。

  • 修一朗 さん

    前作の「敵の名は宮本武蔵」の武蔵像が史実ベースだったのと比べてこっちは妖刀村正と五霊鬼の呪いを描いた奇想天バージョン。傾奇を愛した水野勝成を始めお葉と坂崎直盛など人間関係を知って面白かった。千姫救出作戦への新解釈も。首実検は煩雑な作法があるけど遵守すれば殺生の罪業から逃れられると自己暗示がかけられるのだ。これだけてんこ盛りエピソードなのに生き方を変えられない時代遅れ者として描かれる宮本武蔵が魅力薄。これなら豊臣の呪いの物語でなくて,千姫を思う坂崎直盛をメインにしたら魅力的なストーリーになったのに。

  • のぶ さん

    先に読んだ、今村翔吾さんの「幸村を討て」と時代的状況が、驚くほど似ていたので驚いた。どちらも時代は大坂の陣。今村さんの方は真田幸村が主役だったのに対し、本作の主人公は宮本武蔵。もちろん視点は異なっているが、二つの大坂の陣を比べる事ができて楽しめた。こちらの宮本武蔵は、家康憎し陣営と家康陣営の狭間で、ある依頼を受けて真相を暴く任務につくミステリーの要素が含まれていて面白かった。また自分の思っていた武蔵像とかなり違って、何か情けない男に描かれていて、新たな一面を知る事ができた。徳川、豊臣の描写も良かった。

  • まちゃ さん

    戦国最後の戦い・大坂の陣を前に、大御所・家康にかけられた「五霊鬼の呪い」の謎を探索する宮本武蔵の物語。弟子の死に固執する武蔵に魅力を感じることができませんでした。伝奇小説としては中途半端な印象。「著者最高傑作」は煽りすぎのような気がします。

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人物・団体紹介

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木下昌輝

1974年、奈良県出身。2012年に「宇喜多の捨て嫁」でオール讀物新人賞を受賞。15年、受賞作を収録した『宇喜多の捨て嫁』で歴史時代作家クラブ賞(新人賞)、舟橋聖一文学賞、高校生直木賞を受賞。19年『天下一の軽口男』で大阪ほんま本大賞、『絵金、闇を塗る』で野村胡堂文学賞を受賞。20年『まむし三代記』

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