Schoolgirl

九段理江

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163915081
ISBN 10 : 4163915087
フォーマット
出版社
発行年月
2022年01月
日本
追加情報
:
176p;20

内容詳細

社会派YouTuberとしての活動に夢中な14歳の娘は、私のことを「小説に思考を侵されたかわいそうな女」だと思っている。そんな娘の最新投稿は、なぜか太宰治の「女生徒」について―?第166回芥川賞候補作。

【著者紹介】
九段理江 : 1990年、埼玉県生まれ。2021年「悪い音楽」で第一二六回文學界新人賞を受賞。受賞第一作となる「Schoolgirl」は第一六六回芥川賞の候補作に選出された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    第166回芥川賞受賞作&候補作第三弾(3/5)です。九段 理江、初読です。芥川賞候補作&第126回文學界新人賞受賞作「悪い音楽」、Wメインの本作、現代の悩める女性達の感性を瑞々しく描いており、興味深く読みました。これまでの芥川賞候補作の中ではMyBestですが、芥川賞受賞作「推し、燃ゆ」に雰囲気が似ているため、受賞に至らなかったのかも知れません。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163915081

  • さてさて さん

    太宰治さんが1939年に発表された「女生徒」を巧みに物語に重ね合わせていく表題作の「Schoolgirl」と、デビュー作となる「悪い音楽」の二篇から構成されたこの作品。そこには、文學界新人賞を受賞した短編と、芥川賞候補作となった作品で構成される、読み応えとフレッシュさを併せ持つ物語が描かれていました。『AI』のある日常に「東京都同情塔」に繋がる九段さんの世界観を見るこの作品。その一方で教師の苦悩を描く物語の面白さも見せるこの作品。様々な事ごとが巧みに盛り込まれた濃密さに、すっかり酔ってもしまう作品でした。

  • ネギっ子gen さん

    2編収録。まず、文學界新人賞受賞作「悪い音楽」を読む。面白い。文章のテンポが。こうした書き方好きだなぁ。続いては、芥川賞候補になった表題作。太宰治の「女生徒」が出てくるあたりから面白くなる。社会派YouTuber活動に夢中な14歳の娘は、母親のことを「小説に思考を侵された可哀想な女」と思ってた。って話で、感興を覚えたんだけど、読んでて高揚感が出てこない。的な……。どうして? と考察するに、題名です。この題名なのに、主に母親目線で語られるし。何より! 太宰の『女生徒』のような文体を、期待しちゃってて。ね。⇒

  • アキ さん

    「東京都同情塔」で芥川賞をとった著者のデビュー作「悪い音楽」と表題作「School girl」の2篇。前者で第126回文學会新人賞、表題作で第73回芸術選奨新人賞を受賞している。つまり彼女の書く小説全て受賞作品となる。読んでみて、確かに現代より先を行く感覚と音楽や芸術、文学の扱いが洗練されているが、今回の作品であまり凄さは感じなかった。どちらの小説でも共通しているのは、少女と大人の女性との考えと感情のすれ違いであり、感情の機微を捉えて表現するのが上手い作家だと思った。

  • いっち さん

    主人公は、娘のために存在すると言っても過言でない母親。娘は14歳。YouTubeで「世界の悲惨な現状を知ってもらうこと」をコンセプトに発信している。夫は外資系企業で働き、娘はインターナショナルスクールに通う。世界の悲惨な現状を知ってもらうにしては、裕福すぎる家庭。娘は母親を馬鹿にしている。一方YouTubeでは「お母さんのことを考えてばかりいるんだろう」「お母さんだけが私にとって特別なのはどうしてだろう」という発言。母親は、娘の教育のために教育関係の本を読み漁ってきた。母も娘も痛々しいが、どうも憎めない。

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人物・団体紹介

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九段理江

1990年埼玉県生まれ。2021年、「悪い音楽」で第一二六回文學界新人賞を受賞し、デビュー。23年、『Schoolgirl』で第七三回芸術選奨新人賞、本作「しをかくうま」で第四五回野間文芸新人賞、24年、「東京都同情塔」で第一七〇回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

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