ナインストーリーズ

乙川優三郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163913933
ISBN 10 : 4163913939
フォーマット
出版社
発行年月
2021年06月
日本
追加情報
:
198p;20

内容詳細

日本とフランスに別れて暮らし、年一回だけの対面を続ける夫婦だったが…(『1/10ほどの真実』)。ゆきつけのバーで憎からず思っていた女性バーテンダーの転職を見守る男(『闘いは始まっている』)。義兄の葬儀で、昔一度だけ関係を持った女と出会い、思い出した夏の記憶(『蟹工船なんて知らない』)。還暦過ぎの女友達二人。片や平凡な結婚人生を送り、一方は離婚して独り身(『パシフィック・リゾート』)。墓地で偶然再会した男女は、かつて短い間交際したアイドル歌手同士だった(『くちづけを誘うメロディ』)。リタイア後の人間ドックで要再検査となり、急に不安を覚える夫と冷めた妻(『安全地帯』)。定年間近の独身男が、結婚相手に求めた子持ちの女性と酒杯を重ねるうちに(『六杯目のワイン』)。出張先で夫が客死して十年。娘も成長し、自らも求婚相手が現れ転機を迎える(『あなたの香りのするわたし』)。仕事で家庭を顧みない夫に対し、久しぶりに出かけた旅先で妻が下した決断(『海のホテル』)。人生の黄昏を迎える人々に光を当てた9つの物語。

【著者紹介】
乙川優三郎 : 1953年、東京生まれ。千葉県立国府台高校を卒業後、国内外のホテル勤務を経て、96年に「藪燕」で第76回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。同年に『霧の橋』で第7回時代小説大賞、2001年に『五年の梅』で第14回山本周五郎賞、02年に『生きる』で第127回直木賞、04年に『武家用心集』で第10回中山義秀文学賞を受賞。その後、現代に舞台を移した小説を執筆し、13年に『脊梁山脈』で第40回大佛次郎賞、16年に『太陽は気を失う』で第66回芸術選奨文部科学大臣賞、17年に『ロゴスの市』で第23回島清恋愛文学賞を受賞。そのほか著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    乙川 優三郎は、新作中心に読んでいる作家です。タイトル通り、著者の紡ぐ九つの短編、恋愛譚、オススメは、『1/10ほどの真実』&『安全地帯』&『海のホテル』です。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163913933

  • じいじ さん

    中年の男と女を主人公にした現代物9短篇集。乙川氏らしさは感じるものの、時代物での肌に絡みつくような感触が薄いように思う。しかし、今でも好きな作家の一人である。個人的には頭と最後の2篇が好み。生まれつきの性質・意気が違う?夫婦の話。単身パリにわたった妻は、仕事の活路を見出す。夫は1年ぶりにパリの妻を訪ねて、嫉妬と挫折感を味わって単身帰国の途に…【1/10ほどの真実】。噛み合わなくなってしまった夫婦の話。仕事まっしぐらの夫と家庭を我慢強く守る妻。その妻にも限界が訪れる…【海のホテル】。

  • 雅 さん

    年齢を重ねた事で示せる生き方。短編集だけど濃密な中身の一冊でした。

  • キムチ さん

    現代へとギアアップした氏の最近短編集。人生の黄昏期を歩む男女の俯瞰図と言った呈。気乗りせず煙をくゆらす傍観者の筆者の視線・・いい味。日本モノで数少ない「作家読み」の乙川氏。ラスト近くには「あれ?乙川さん、直木賞だったよな」と違和を覚える芥川賞テイスト。2,3編は昨今の熟年男女によくある話。「六杯目〜」のラスト、捻って行く男の心情・・次なる場面は?とにんまり。筆者の生活周辺事情でテーマ等が都会というのは当然だが登場人物・・何れも「う〜ん」という臭み。翻ると自分もそう言ったニュアンスかと鼻白んだ読後

  • ひらちゃん さん

    老年期に差し掛かったそれぞれの男女の短編集。随分とずけずけものを言う女の人が登場する。しかし嫌味は感じない。生きてきた時間がそうするのか。何かというオチはないのだが、しっくりくる話が多数。ここで終わり?と言うくらいの短さが潔い。

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人物・団体紹介

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乙川優三郎

1953年東京都生れ。96年『藪燕』でオール讀物新人賞を受賞。97年『霧の橋』で時代小説大賞を、2001年『五年の梅』で山本周五郎賞、02年『生きる』で直木三十五賞、04年『武家用心集』で中山義秀文学賞、13年『脊梁山脈』で大佛次郎賞、16年『太陽は気を失う』で芸術選奨文部科学大臣賞、17年『ロゴス

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