天皇論 江藤淳と三島由紀夫

富岡幸一郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163912097
ISBN 10 : 4163912096
フォーマット
出版社
発行年月
2020年05月
日本
追加情報
:
254p;20

内容詳細

昭和天皇崩御直後、江藤淳と筆者との長時間対論。今、その肉声に、三島由紀夫のテキストを激しく交錯させた画期的論考!

目次 : 天皇論の不在(歴史が消えてしまった/ 「昭和」の終焉に立ちもどる)/ 第1部 江藤淳との対話(江藤淳『離脱と回帰と―昭和文学の時空間』/ 「戦後」とは何だったのか/ 日本国憲法における「象徴天皇」の矛盾/ 三島由紀夫の一神教的「天皇」 ほか)/ 第2部 三島由紀夫の『文化防衛論』(「父」の崩壊と「神の死」/ 『文化防衛論』の問いかけるもの/ 「常若」の思想/ 「文化概念としての天皇」の起源 ほか)

【著者紹介】
富岡幸一郎 : 1957年生まれ。中央大学文学部仏文科卒。79年、群像新人文学賞評論部門優秀作受賞。現在、関東学院大学国際文化学部教授、鎌倉文学館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • めっかち さん

     読み応えある天皇論。折に触れて部分読みしたくなる良書。江藤淳と三島由紀夫を軸として、折口信夫、西田幾多郎、小林秀雄、吉本隆明、浅田彰、丸山眞男などの天皇観に触れつつ、天皇の本質に迫る。私的には、江藤の論に共感するが、三島の精神的格闘にも同情する。結果的には失敗したと思うが、三島が試みたものこそ天皇の神学だったのだろう……。この精神的格闘は令和の日本人にも求められてるのでないか?

  • Hideichi Sekiya さん

    天皇のあるべき姿は人それぞれ違ってもいいのでは、、、

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

富岡幸一郎

1957年東京生まれ。文芸評論家。関東学院大学国際文化学部比較文化学科教授、鎌倉文学館館長。中央大学文学部仏文科卒業。第22回群像新人文学賞評論部門優秀作受賞。西部邁の個人誌『発言者』(1994〜2005)、後継誌『表現者』(2005〜2018)に参加、『表現者』では編集長を務める(本データはこの書

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品