真面目にマリファナの話をしよう

佐久間裕美子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163910741
ISBN 10 : 4163910743
フォーマット
出版社
発行年月
2019年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
221p;20

内容詳細

合法化にいたるまでのアメリカの歴史といまを追った、前代未聞のノンフィクション!

目次 : 第1章 マリファナ・ロードトリップ(1993年カリフォルニア/ 1996年ニューヘイブン/ アメリカの世論の変遷 ほか)/ 第2章 なぜアメリカはマリファナを解禁するのか(複雑な歴史/ カンナビス、マリファナ、大麻/ アンチ・マリファナ・キャンペーン ほか)/ 第3章 もしも自分が患者だったら(カンナビスのメカニズムを解明する/ アントラージュ効果の発見/ どんな病気に効くのか ほか)

【著者紹介】
佐久間裕美子 : 文筆家。1996年に渡米し、1998年からニューヨーク在住。出版社、通信社などを経て2003年に独立。カルチャー、ファッション、政治、社会問題など幅広いジャンルで、インタビュー記事、ルポ、紀行文などを執筆する。慶應義塾大学卒業、イェール大学修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆいまある さん

    先日、パニック障害の患者さんがCBDオイルを飲んでいると言ってきた。日本でもマリファナの効能に無関心ではいられなくなっている(ヘンプ由来だと効果は低い)。マリファナの薬効として抗癌剤の制吐作用、癌性疼痛緩和、緑内障の眼圧を下げるなどがあり(この本には作用機序などは書かれていない)、医療目的が牽引して、アメリカではここ数年マリファナ使用がアンダーグランドではなくなってきた。だがしかし、マリファナ解禁の歴史を主体に書かれており、そのデメリットについての記述が少なすぎる。情報としては不十分な内容。

  • ミライ さん

    最近CBD(麻に含まれる化学物質の一つで主に医療用として使われているもの)に興味があり本書を購入。本書は主に医療マリファナについてのアメリカでの歴史〜その効能までを網羅したノンフィクション。マリファナの歴史の部分はかなり詳細で、規制&解禁を巡って時の大統領やミュージシャンまで影響力の高い人々が絡む経緯がドラマチックで面白い。 最近はドン・キホーテでもCBDを売っていたりと、合法なCBDや医療大麻は日本でも広まる(解禁される)ことが予想されるので、これら情報は常にキャッチアップしていきたいと思った。

  • R さん

    タイトルの通り、マリファナについて真面目に調査した内容をまとめた本でした。なぜそもそも、麻薬扱いなのかという歴史を紐解きつつ、現在は医療分野、薬として注目を集めているという事実を述べて、その流れから医療行為におけるマリファナ解禁が進んでいるというお話。カンナビスという名前が医療用の大麻なんだそうで、癌や認知症、鬱病なんかに薬効があるとのこと。当時、様々な利権や思惑によって、規制対象であったという話なんだが、嗜好品としての危険度については触れていないのが気になった。

  • kubottar さん

    あくまで、麻薬汚染が酷い国が合法化して管理するというお話に聞こえた。日本は無理して解禁する必要性はないかなあ。でも、表沙汰になっていないだけで、日本も麻薬は多いんですけどね・・。

  • Sakie さん

    アメリカにおけるマリファナ合法化に至る経緯のルポ。マリファナを論じるには、植物として持つ効能を公的に検証し認める医療用の面と、アングラから解禁されたことによる嗜好品としての"マリファナ・バブル"の面がある。そこに加わる国vs州、人種差別がアメリカ特有の要素。一方日本では井上陽水逮捕以降、「ダメ、絶対」のキャッチフレーズと共に更に一律厳格化され、現在に至るもマリファナ=「悪」一点張りな点がいかにも日本的と言えよう。欧米ではほぼ医療用として認められ使用されているのは事実で、日本にも公正な検証を求めたい。

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